接種が実質中止になっている現行のマウス脳由来ワクチンに代わるベロ細胞由来, 不活化日本脳炎ワクチンは未だに試験中で、認可・製造されて供給されるのは一体いつになる事か・・・。少なくとも、理論上ADEM発症の可能性が無いと言われているのだから、もし局所反応だけの問題ならば早急に世に出して欲しいと思う。実質中止となって3年が経過しましたが、日本脳炎の発症(子供)は熊本の3歳男児1人のみで、危惧された多発の事態になっていないのは幸いです。逆に、厚生労働省の感染症・予防接種審査分科会http://www.mhlw.go.jp/shingi/situbyo.html#kansenによるとこの中止期間にも係わらずADEMを含む副反応認定が何件もあり、この状況をどう見たら良いのか分かりません。新ワクチンによって、この様な、接種の判断に悩む事態が一日も早く解消される事を願っています。ちなみに娘が受けたワクチンのメーカーは、今回の新ワクチン開発(2社)に入っておらず残念です。
> 接種が実質中止になっている現行のマウス脳由来ワクチンに代わるベロ細胞由来, 不活化日本脳炎ワクチンは未だに試験中で、認可・製造されて供給されるのは一体いつになる事か・・・。少なくとも、理論上ADEM発症の可能性が無いと言われているのだから、もし局所反応だけの問題ならば早急に世に出して欲しいと思う。はたして、組織培養型のワクチンが期待されるようにADEMという問題を起こさないというものと言い切れないという研究者もいるようです。企業のほうの開発動機には、動物愛護ということもあるらしいと聞きます。
栗原さんご無沙汰しています。厚生労働省は、当初1年くらいで供給できると言っていましたが、3年目を迎えてもまだ目途さえ立っていません。娘の事例に依って慎重に事を運んでいるのかもしれませんが、技術的には何年も前から新ワクチンを開発可能だったはずで、もっと早くからマウスを愛護する気持ちを持って欲しかったです。親御さんにしてみれば、新ワクチンが登場しても本当にADEMは起きないのか? 違う副作用は大丈夫か?など、人体実験的に捉えて、ためらう方が多い事が予想されます。ですから今でも旧ワクチンを希望される方が多いのでしょうね。