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刊行にあたって

前橋市医師会会長 生方 璋


ワクチン非接種地域におけるインフルエンザ流行状況の発刊おめでとうございます。

想いおこせば,今から7年前の1979年11月,第1回目のインフルエンザ予防接種後,小学5年生の児童がけいれん発作を起した。予防接種による副反応ではないかとの疑いをもち,医師会内において予防接種委員会を中心に検討を重ね,その結果をまとめて前橋市予防接種健康被害調査委員会に提出し,2回目の接種を見合せた。同委員会でも協議を重ね,更に厚生省の伝染病予防調査会に判定をゆだねたが,その回答は,真性てんかんであり予防接種に起因するものでないというものであった。これを受けた前橋市健康被害調査委員会では,再度綿密な調査をした結果,厚生省の判断を不満としたが再提出をひかえ,市独自で救済措置を行った。前橋市ではそれ以後インフルエンザの予防接種を行っていない。

インフルエンザワクチンの効果については,本誌にくわしく記載されている通り,年々変異をくりかえすウイルスが対象であるだけに,他のワクチンに比して効果をあげにくい事は周知のことであるが,前橋市の場合はこの問題はあくまで副線であり,発育期の児童,生徒に約30回にわたり異種蛋白のワクチンを接種すること,そして,社会防衛の防波堤にしていることに疑義をもち,そのうえ副反応と考えられる事例が発生したことで予防接種を見合せている。

国の臨時予防接種法に則り実施しているインフルエンザ予防接種を見合せることは,非常な決意と判断がいることだが,地域医療の最前線,学童の健康管理を直接あずかっている吾々にとって,上記のような事例が発生した時点でこの措置をとったことは,当然のことであり,正しい措置であると信じている。

以後,7年を経過したが,この間,1981年よりインフルエンザワクチン効果に関する研究班が,開業医を中心として,公的機関の人たちの参加を得て発足した。日常診療の忙しい中,膨大な時間と労力をついやし,貴重なデータをもとに5年間のまとめとして本誌が刊行されました。この業績に対して,心から敬意をのべると共に,今後,更に一層の研究を御期待もうしあげ,又,本誌が今後のインフルエンザ予防対策に寄与することを念願し,発刊の御祝詞といたします。

最後に,トヨタ財団の御好意に深謝いたします。

 
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