| | まつさんちのダイくん(3歳男の子)の看病記録 | 病 名 | : | マイコプラズマ肺炎 | | 記録開始 | : | 2004年4月29日 |
1日目 - 2004/4/29(木) | (最初は「風邪」で記録をつけていました)
14:00ごろ、昼寝から起きたとき、ちょっと体温が高いのに気づく。でも、とても元気で、「バスに乗る!」と言うので、バスに乗ってお出かけ。体温がちょっと気になったので、余分の上着を持っていく。
15:00ごろ、外出先で、案の定「寒い!」と言い出す。機嫌はそんなにわるくないけれど、明らかに動きが悪くなってきた。で、持ってきた上着を着せる。けっこう暖かいのにブクブク着膨れしているので、明らかに変なかっこう。でも、本人はまだちょっと寒そうなそぶり。
16:00早々と帰宅。おやつにメロンを食べる。食欲はそれほど衰えていないよう。でも、食べた後から、熱が急に上昇し始める。だいたい、いつも熱が上がるときは一気に上昇するので、今回も、1)寒気がしないよう十分に暖める、2)不安にならないよう母親がずっとダッコしている、という点に注意して過ごす。だいたい1時間で39度くらいまで一気に到達したような感じ。首筋の血管を見て、脈拍が上がってきたのも分かる。
さすがに、体温が急上昇しているときは機嫌が悪くなる。うとうとしながらも、わけもなく泣いたり、何を聞かれても「イヤ」としか答えない。ダッコしていると横になりたいと言い、横になるとダッコしてとだだをこねる。私(父親)が近くに来ると、「あっち行って!」とつれないお言葉 。そのうち、おやつに食べたメロンをちょっとだけ吐いてしまう。やはりメロンはまずかったか。。
しかし、親の方は、風邪だと分かっていたので、そんなに心配せずに普通に過ごす。眠りについたところで、夕食に、外で買ってきたローストビーフとパンのほか、ペペロンチーノと作り、モッツァレラ・チーズとトマトのサラダを作る。もちろん、白ワインも開ける。ただし、母親は子供をダッコしながらなので、ちょっと食べにくそう。
親が食事をしている間に、目を覚ます。まだ気分が悪そうで、もう一度吐く。今度は胃袋の中を全部出してしまうような吐き方。でも、これですっきりしたのか、しばらくして「パンが食べたい」と言い出す。恐る恐る食べさせてみたが、美味しそうにもぐもぐ食べて、その後も吐く気配なし。そして、氷の入った水をごくごく飲む。お腹にモノが入ってきて空腹感を感じたのか、「ちゅるちゅる(=うどん)食べる〜」と言う。結局、うどんを2分の1たいらげる。
体温が上がりきって、体も慣れてきたのか、機嫌は普通の状態に戻って、おしゃべりもするようになる。目の色・動きも普段の状態に近くなり、親の方もひとまず安心。ただ、熱はまだ高く、39度を下回っていないのは明らか。そして、空腹が満たされたからか、母親にダッコされながら再び眠り始める。いつもは鼻づまりがあるため縦にダッコして眠るが、今回は鼻ではなく喉にきているからか、ダッコはいやがり、その代わり横になって眠りたがる。
 | 平年比: 最低気温−0.8℃、最高気温+3.8℃ 出来事: 豊臣秀吉と徳川家康が対局したと伝えられる碁盤が京都市・大徳寺から盗まれる |
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2日目 - 2004/4/30(金) | ぐずることなく、夜中は普段通り眠る。ただ、ちょっと油断して、(普段通り)布団をきないで寝ているのに気づかず。
だからかどうか分からないけれど、翌朝、体温が下がっているかと予想していたのに、まだちょっと熱が残っている。体もちょっと重いみたいで、母親から離れようとしない。体はつらそうではないが、喉がちょっと痛そうな感じ。で、今日一日だけ、様子を見ることにする。
食欲はあまり衰えていない。
【食事】 朝:ごはん茶碗半分 昼:うどん、パン おやつ:りんご 夜:ごはん、筑前煮、ふきの煮物、きゅうり
 | 平年比: 最低気温−0.2℃、最高気温+3.8℃ 出来事: 全日空機長が国土交通省試験官の眼前で居眠り操縦 |
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3日目 - 2004/5/1(土) | 完治。朝から「おと〜さ〜ん、遊ぼうよ〜〜」とうるさい。
 | 平年比: 最低気温−2.2℃、最高気温+3.7℃ 出来事: 欧州連合(EU)に東欧10カ国が加盟し、25カ国に拡大 |
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16日目 - 2004/5/14(金) | うーむ、どうも咳が長引く。
そんなに多くはないけれど、1日に数回、かなり苦しそうに咳き込んだりする。 とくに、朝、目を覚ました後が多い。睡眠中はあまり咳き込まない。 基本的に乾いた咳だが、ときどき痰が絡んだような湿った咳も混じる。 熱は全くなし。
と、ここで改めて考えてみると、マイコプラズマ肺炎の症状にそっくりであることに気付く。
そういえば、私(父親)も同じころに1日だけ熱が出て、その後からずっと咳が続いている。のどの奥の方がくすぐられるような感じの咳。ネットで調べてみると、最近は中高年でもマイコプラズマ肺炎にかかる人が多いとのこと。
何より、今年はオリンピックが開催されるため、マイコプラズマの動きも活発になっていることだろう(かつてはオリンピックに合わせて4年周期の流行があったそうな)。
…ということで、最初「風邪」でスタートしていたこの看病記録の病名を変更。
ただ、最初の発熱から2週間以上たっているし、咳を除けばとっても元気なので、病院には行かず様子をみることにする。
 | 平年比: 最低気温+2.4℃、最高気温+4.7℃ 出来事: 「三鷹の森ジブリ美術館」のチケットを転売目的で買い占めていた男性を逮捕 |
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32日目 - 2004/5/30(日) | 2週間前から咳は徐々に快方に向かい、今ではほとんど出なくなった。
振り返ってみれば、最初の時点で普段の風邪とは違うシグナルが出ていた。これまでの風邪は必ず鼻に来たため、鼻水吸い取り器が手放せなかった。咳が出ることもあったが、それは鼻水が喉に落ち込んで、つまったことが原因で出るような咳だった。
ところが、今回は鼻水は全く出ず、その代わり、咳がしつこく続いた。湿った咳ではなく、喉の奥の方から通り抜けるような乾いた咳。最初は何度も「喉が痛いの?」と聞いたが、決まって「痛くない」と答えていた。
今回は病院には行かなかったけれど、我が家の場合は、たまたま軽くすんだケースだと思う。たまに激しく咳き込んだときは、やはりヒヤヒヤしたし、運が悪ければ合併症が現れていたかもしれない。
 | 平年比: 最低気温+5.2℃、最高気温+7.3℃ 出来事: 高気圧に覆われ今年一番の暑さ、東京では31.7度と観測史上2番目の記録 |
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[体温計の種類:手]
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