| | 日本脳炎の予防接種(西日本)
No.1355 市内で日本脳炎発生! by じゅんじゅん 母親 [お子さん1人] - 2004/09/05(日) 08:27
昨日の新聞で(地方紙です)「県内で5年ぶり日本脳炎感染者」という記事が出ました。しかも同じ市内の、58歳男性です。潜伏期に旅行などしておらず、県内で感染した可能性が高い、とのことです。入院治療をされ、現在はほぼ回復しておられるそうです。 今年はまだ注意報は出ていないと思います。 同じ市内ということは、私ももしかしたら、発症しないだけで感染はしているかもしれない。だとしたら、それは子どもの頃打ったワクチンのおかげなのか、基礎免疫力というか、体力があるからなのか・・・。子どもも、気をつけていても蚊には刺されるし。発症率はとても低いというけれど、どうなんだろう。発症したその男性は、ふだんの健康状態とか、どうだったんだろう・・・ 日本脳炎の予防接種は必要ないのでは?なんてのんきに構えていましたが、こんなに身近な所で罹患者が出ると、やっぱり受けるべき?でも全国的に見ても子どもは罹っていないというし。副作用も無視できないくらいあるみたいだし。受けるとしたら、すぐに受けるべき?3歳まで待つべき? いろいろ考えていると、頭がこんがらがっちゃって・・・アドバイスをください!
No.1362 Re: 市内で日本脳炎発生! by ふじ - 2004/09/06(月) 11:24
ジュンジュンさん、ご心配お察し致します。実は私も、子供達への日本脳炎の接種で、頭を悩ませているひとリです。私の住む、九州の一県下では、日本脳炎の流後期に入ったと新聞で報道されました。8月に行った流行予測調査で、豚の日本脳炎抗体保有率が50%以上で、2ME感染性抗体を保有豚もいるということです。
今まで、日本脳炎予防接種については、小林玄徳先生や、その他、予防接種について前進的なご意見をお持ちの先生方の本を読み、その効果と副作用について考えてきた結果、日本脳炎に限っては接種を見合わせてきました。また、ポリオについて、経口による接種で、二次感染が幾例も発生したにもかかわらず、いまだに経口ポリオを奨励していることや、その他くすりに関するガイドラインの甘さについて、どうも厚生労働相が信用出来ないといことも手伝い、予防接種だけでなく、医師の処方する薬にも、かなり警戒しています。(子供が、医師の薬に対する無知さ故の医療過誤により障害を持った為) 子供達は、蚊にアレルギーを持っています。蚊にさされると、火傷をしたみたいに、患部に熱を持ち、水膨れになり、たまに膿み、さされた後が黒くシミとして残ります。アナフィラキシーを起こすかも知れないので、一度に多くにさされないよう、注意して下さいといわれました。しかし、今回、県下でこのような注意報が発令されたいま、予防接種を受けるべきなのか非常に悩んでいます。このような場合、蚊の多い、東南アジアへ行くのと同じなのかも知れないので、うった方が良いのかも知れない、近くに養豚場もあることだし・・・と思い始めていますが、正直、かなリ悩んでいます。(胃が痛いです) じゅんじゅんさんに、便乗してですが、どうかアドバイスをお願い致します。
No.1367 Re: 市内で日本脳炎発生! by まつ 父親 [お子さん1人] - 2004/09/07(火) 07:33
こんにちは。
> でも全国的に見ても子どもは罹っていないというし。
前にも書きましたが、このように考えて本当に大丈夫でしょうか?
日本脳炎を注意しなければいけない地域と、そうでない地域がありますね。前者の場合、自治体やマスコミがいろんな情報を流しますから、日本脳炎の予防接種は受けた方がいいと考える人が多くなります。そして、実際に大半の人が予防接種を受ける。で、日本脳炎ウイルスを持った蚊にさされても、予防接種の効果によって感染することは滅多になく、ブースター効果を得ることになる。もちろん、予防接種を受けない人もいるわけですが、もともと人数が少ないし、日本脳炎は不顕性感染が圧倒的なので、発症せずに終わってしまう。
一方、日本脳炎が流行らない地域では、日本脳炎の予防接種率が高かろうが低かろうが、感染することはありません。
感染しやすい地域では予防接種の効果によって感染率が低くなっており、感染しにくい地域はもともと感染率がゼロ。結果的に、「全国的に見ても子どもは罹っていない」ように見える。
このような可能性はありませんか?
> 副作用も無視できないくらいあるみたいだし。
これも本当にそうですか? 具体的にどのような数字をお考えでしょうか? 例えば、100万分の1は「無視できないくらい」のリスクでしょうか?
日本脳炎の予防接種を受けた方がいいと言いたいのではありません。ただ、勧める側、反対の側、いずれもデータの扱いにマズイ点があることを伝えたいのです。実際に子供を持つ親としては、膨大な情報の中から、本当に正しい情報だけを選び出さないといけないのです。
No.1375 ありがとうございます by じゅんじゅん 母親 [お子さん1人] - 2004/09/08(水) 11:26
ふじさん、まつさん、ありがとうございます。 レスが遅くなってすみません。昨日の台風で1日中停電だったもので・・・(ふじさんも九州だそうですが、大丈夫でしたか?うちは瓦が飛びました)
ふじさん 同じように悩んでおられるのですね。お子さんが薬による障害やアレルギーをもっておられるとのこと、私よりずっと悩みは深いことだろうとお察しします。いろんな情報がありますが、データからは予防接種の効果絶大ともそうでないとも言い切れないし。専門家の意見はその人の主観も多かれ少なかれ含まれているわけで・・・特に日本脳炎は地域差がありますし。そこから自分に最適な道を冷静に判断することって、とても難しいですね。私も胃が痛いです。 今も情報をかき集めています。いても立ってもいられなくて。でも、自分の中で処理しきれずにほとんど振り回されている状況ですこんなんじゃダメだとは思うのですが・・・。でも、親の責任!落ち着いてひとつひとつ考えていこうと思います。 今後もこの場でお互い情報交換などしていけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
まつさん まつさんのレスを拝見して、自分が冷静さを失っていたことがよく分かりました。ありがとうございます。 確かに「子どもが罹らない」という裏にはそういう可能性がありますね。ワクチン自体の効果は長続きしないかもしれないけれど、ブースター効果によって免疫が持続しているのだったら、うちのような地域では特に、意味のあるワクチンだと言えますよね。 私としては、接種前の赤ちゃんが罹らないことにとても興味があります。日脳は母子の免疫移行はないと聞いています。あったとしても3歳まではもたないでしょう。外遊びをすれば蚊にも刺されます。体力も、実際罹った人たちと比べて格段強いとも思えないし(罹った人が赤ちゃんよりも体力が弱かったのかもしれませんが)。たまたま罹っていないだけなのか、何か理由があるのか・・・ 副作用については・・・「副作用」とひと括りにしてしまいましたが、まず、ワクチンが生きたマウスの脳から作られていること(精製度は極めて高いと言われますが、プリオンなどの混入がないとは言い切れない)、チメロサールが含まれていること(日脳に限ったことではありませんが)への漠然とした不安があります。そして、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)やアナフィラキシーショック、蕁麻疹などの副作用があると聞いています。当初100万人に1人と言われていたものが70万人に1人に増加、他にも報告漏れがあるかもしれないそうです。それでも数から言えば少ない方なのかもしれませんが・・・やはり心配です。 ワクチンを受けるにしても受けないにしても、リスクをゼロにすることはできない。重箱の隅をつつけばいくらでも心配事は出てくる。それを分かった上で、冷静な判断が求められますね。親になることって、こんなに重いことなんですね。親になって初めて、つくづく実感しています。
お二人とも、貴重なご意見ありがとうございました。 今後もよろしくお願いします。 他の方もご意見を戴ければ嬉しいです。
No.1377 Re: ありがとうございます by くじら 母親 [お子さん2人] - 2004/09/08(水) 16:04
くじらです。 うちの子供達は2人とも受けておりません。 うちの保育園には網戸がなくて、この夏も蚊に刺されまくりでした。 日本脳炎は生活環境がかわり、網戸も減った一因ではということもあり、気になっていますが、やっぱり予防接種は考えていません。
先日、日本脳炎のワクチンに携われた母里啓子さんとお話する機会をいただきました。 1960年代は日本脳炎が年間1500人から4500人もの患者さんの届け出があり、死者も600人から1500人出ていた時代で、東大伝染病研究所(現東京大学医科学研究所の前身である研究機関)で日本脳炎の発病病理という研究テーマとされていたそうです。 そのときはまだ、日本脳炎のワクチンは感染発症のマウスの脳乳剤をホリマリンで不活化し、遠心して濃度2%にした向こう側が見えないどろっとしたもの。脳物質の混在により、繰り返し接種すれば視神経の萎縮などの副作用がでると予測され、実際に被害に遭われた方もいた汚いワクチンだったそうです。 母里さんはアルコール処理と超遠心により精製し、「蛋白窒素量を1/10にきれいなワクチン」を作ることができた。なのに、このときひどく怒られたそうです。 なぜかというと「1/10にする前の汚いワクチン」が数億円分のワクチンの在庫があるからと、厚生省の会議でそのワクチンを使い切った1年後に発表したそうです。1年後、向こう側が見えるきれいなワクチンができたという写真入りの新聞記事が載ったそうです。このとき先生は25歳でワクチン行政の考え方の原点にあるそうです。厚生省は国民を守る立場なのに、なぜ、ここまでメーカーを守るのでしょう。厚生省のメーカー利益の体質が変わっていないとおっしゃっていました。
日本脳炎はその当時から改良を重ねているようですが、下記のURLにもあるように副作用が多いよう思えます。 それに母里さんに「うちの近くに豚はいないから大丈夫かと思ったのも予防接種しない理由です」とお話したら、「豚がいないからではなくて、豚は1年で食用とするから検査するのであってほかにも(鳥や牛などの動物にも)媒介するのよ、共存しているということを忘れている。横浜保健所時代にでも網で蚊を採取し調査するけどいるのよ。でも、発症しないでしょ。罹患者が1桁になっているのに予防接種をすることはやめなさい。60歳以上は子供のころは今以上に刺されているはず、不顕性感染も多く発症する率は低い。それでもする必要があるの?」と言われれば私の判断では必要ないかなと思っています。
IDSC http://idsc.nih.go.jp/iasr/24/281/tpc281-j.html
日本脳炎患者報告数の推移(1946〜2002) http://idsc.nih.go.jp/iasr/24/281/graph/f2811j.gif
日本脳炎ワクチンはうたないで http://www003.upp.so-net.ne.jp/manao/textC.html
No.1383 ありがとうございます by じゅんじゅん 母親 [お子さん1人] - 2004/09/10(金) 00:13
くじらさん、ありがとうございます。 くじらさんのお話、どこかで・・・そう、私『ち・お』を購読しているんです。最新号に、あったあった、母里さんとの対談。「カンガエルーネットだ〜♪」と思いながら読んだんです。あの方どの管理者の方なのかな〜と思っていましたが、くじらさんだったのですね! 話が飛んですみません。ワクチンの在庫処理の話は、読んでショックでした。MMR中断までの経緯といい、信じられないことです。人の命・健康がかかっているというのに・・・。今も体質は変わらないのでしょうね。そういう国の姿勢を見ると「予防接種なんか受けてやるもんか!!」と思うのですが(そういう決め方もいけないと思いますが)、いざ身近に患者が出てしまうと、動揺してしまって・・・。 豚だけではなくいろんな動物も媒介するんですね。知りませんでした。今や私たちは日本脳炎ウィルスと共存の域に入っているんですね。そういう話、どこかで聞いた事があります。 参考資料も教えてくださってありがとうございます。 いろんな資料を見直して、皆さんのご意見も聞いて、「やはり打たなくてもいいかな」と思っているところです。少なくともすぐに打つことはしないつもりです。 ありがとうございました。 また他の方からもいろんなご意見をいただければ幸いです。
No.1388 Re: ありがとうございます by くじら 母親 [お子さん2人] - 2004/09/11(土) 01:22
> くじらさんのお話、どこかで・・・そう、私『ち・お』を購読しているんです。最新号に、あったあった、母里さんとの対談。「カンガエルーネットだ〜♪」と思いながら読んだんです。あの方どの管理者の方なのかな〜と思っていましたが、くじらさんだったのですね!
そうなんです。ちとはずかしいです。 紙面にはないですが、現場では前橋レポートの裏話やHP掲載までのいきさつなどお話させていただきました。 なので、今回9月18日の講演会には生の母里啓子さんの声を聴けるチャンスなのです。 空きがあるので多くの方に聞いていただきたいのです。まだまだ、受付中です。 http://www.kangaeroo.net/D-maebashi-F-view-r-R-no-200404_admin_mail.html http://www.kangaeroo.net/D-meeting-F-view-no-1.html
> 話が飛んですみません。ワクチンの在庫処理の話は、読んでショックでした。MMR中断までの経緯といい、信じられないことです。人の命・健康がかかっているというのに・・・。今も体質は変わらないのでしょうね。そういう国の姿勢を見ると「予防接種なんか受けてやるもんか!!」と思うのですが(そういう決め方もいけないと思いますが)、いざ身近に患者が出てしまうと、動揺してしまって・・・。
そうなんですよね、受けるのは自分ではないですからこそ悩む。この対談で親世代のこともお話しました。母里さんはホメオパシーはご存じなかったのですが、予防接種の毒だしまで考えて悩んでいるんです。(私はホメオパシーについてそこまで詳しくないのですが)と言ったら、そこまで考えなくてもとりあえず副作用がなかったんだからそれはそれでよしと考えればいいのではないかしら?と。なんかそれを聞いてホッとしたというか、あんまり考えすぎは心、気持ちの面で逆効果でいけないな〜と思っていたので楽になったのです。 そうと、決めても身近に患者さんが出れば動揺するのって分かります。
> 豚だけではなくいろんな動物も媒介するんですね。知りませんでした。今や私たちは日本脳炎ウィルスと共存の域に入っているんですね。そういう話、どこかで聞いた事があります。
前から共存していて、地球上には人間だけじゃないってことですよね。昔のほうが鳥を飼っていたとか牛を飼っていたとかあると思うし。犬だって猫だってそうなのですよね。うちの主人の田舎は人口より牛の数のほうが多い町が隣町だったりする。 豚だけを気にするのはおかしいことだったんだなと思います。
No.1391 Re2: ありがとうございます by まつ 父親 [お子さん1人] - 2004/09/12(日) 16:07
こんにちは。
じゅんじゅんさん:
> 私としては、接種前の赤ちゃんが罹らないことにとても興味があります。日脳は母子の免疫移行はないと聞いています。あったとしても3歳まではもたないでしょう。外遊びをすれば蚊にも刺されます。体力も、実際罹った人たちと比べて格段強いとも思えないし(罹った人が赤ちゃんよりも体力が弱かったのかもしれませんが)。たまたま罹っていないだけなのか、何か理由があるのか・・・
少なくとも、3歳以下であれば、蚊に刺される機会が極端に少ないのは確かですよね。
くじらさん:
> うちの近くに豚はいないから大丈夫かと思ったのも予防接種しない理由です」とお話したら、「豚がいないからではなくて、豚は1年で食用とするから検査するのであってほかにも(鳥や牛などの動物にも)媒介するのよ、共存しているということを忘れている。横浜保健所時代にでも網で蚊を採取し調査するけどいるのよ。でも、発症しないでしょ。罹患者が1桁になっているのに予防接種をすることはやめなさい。60歳以上は子供のころは今以上に刺されているはず、不顕性感染も多く発症する率は低い。それでもする必要があるの?
人間が日本脳炎にかかりにくくなっていることは事実かもしれませんが、ここまで言い切ることができるかどうか疑問に思います。
まず、他の動物に感染するとしても、豚が第一の自然宿主であることには変わらないですよね?
また、横浜で、蚊にウイルスが見つかるというのは、「たまたま」なのか「必ず」なのか。前者であれば、発症しないのは確率が低いから、という答えが成り立ちます。
さらに、60歳以上の人は、確かに子供のころは今以上に刺されていたはずです。だからこそ、日本脳炎で死亡する人が多かった。不顕性感染も多いが、いちど発症したら死亡する確率もかなり高い。ですから、最後の部分の論理はちょっと。。。
なぜ西日本では患者がゼロにならないのか、という視点から出発すると、以上のような疑問点が出てきます。日本脳炎の予防接種を全面的に中止したら子供の患者数が増加してしまう、という可能性は本当にゼロでしょうか?
例えば、の話ですが、全体的な日本脳炎の患者数が減ったのは、住宅事情の変化が一番大きかった、としたらどうでしょう? かつての日本の住宅は隙間だらけ、さらに冷房がなくて夏場は開けっ放しにするため、蚊帳が必需品だった。ところが、過去50年間で住宅の形が大きく変わり、また冷房も普及したため、住空間の密閉性が急速に高まった。そのため、蚊にさされる機会が激減し、それが日本脳炎の患者減少の原因となった。つまり、「蚊に刺された場合の発症率」という条件付き確率はそれほど低下していないかもしれない。。。あくまで例え話です。
話が脱線しますが、因果関係を見つけることは非常に難しいものです。ある経済学者があらゆる統計を調べつくし、「アメリカの景気変動は、インドのバター生産量の動きと一致している」という関係を発見しました。これは、見せかけの相関の一例で、過去はぴたり一致しても、将来まで一致することは期待できません。
また、因果関係の「因」と「果」が逆になっているケースも多い。二つの統計が同じ動きをしていたからといって、それだけで、片方を原因、もう片方を結果と結論づけることはできません。でも、最初にある結論が仮説として頭にインプットされていると、それを裏付けそうな相関関係が見つかると、都合よく「因」と「果」を決めつけてしまう。
新聞を注意深く(批判的に?)読むと、この手のロジックがとっても多いことに気づきますよ。
No.1394 Re3: ありがとうございます by じゅんじゅん 母親 [お子さん1人] - 2004/09/14(火) 01:18
くじらさん、まつさん、再度のレスありがとうございます。 まつさんのおっしゃること、なるほどな〜と思います。もっと多角的に見ないといけませんね。難しい〜!!(>_<)
> 少なくとも、3歳以下であれば、蚊に刺される機会が極端に少ないのは確かですよね。
蚊に刺される頻度は、うちの場合、私よりも息子の方が多いんです。一緒に寝ていても、私は2〜3ヶ所なのに息子は10ヶ所以上、とか。それで、子どもは蚊に刺されやすいのかな〜という勝手なイメージがあって、それなのに日脳に罹らないのは不思議だな〜、と思ったんです。でもほとんど家の中で過ごしているので、他の人はもっと刺されているかもしれませんね。
> 新聞を注意深く(批判的に?)読むと、この手のロジックがとっても多いことに気づきますよ。
先日「くる病(ビタミンD欠乏症)」について新聞に書いてありました。今の子どもに増えているそうです。「1日に必要なビタミンDは卵1個で十分摂れるが、最近アレルギーの子が増え、卵を食べられなくてビタミンD不足になっていると考えられる」みたいな事が書いてありました。これを読むと、いかにも卵を食べないとくる病になるような書き方ですよね。実際他の育児サイトの掲示板でも「卵食べさせなきゃ」って話題になってました。でも、ビタミンDを含む食材は他にもたくさんあるし、1日10分程度の日光浴で合成されるとも聞きます。一方的な情報に躍らされないで冷静に判断しないといけないな、とこの時思いました。まつさんのレスでこのことを思い出しました。
くじらさん 母里さんの講演会、行きたくてたまらないです!九州だから、無理なんですよね・・・。どこでもドアがあればいいのに!!(>_<) インフルエンザの話だそうですが、もしチャンスがあれば、このスレの内容について、母里さんのご意見うかがってみたいです。。。無理でしょうか、くじらさん・・・
No.1395 母里さんに聞きますよ by くじら 母親 [お子さん2人] - 2004/09/14(火) 09:22
くじらです。
> くじらさん、まつさん、再度のレスありがとうございます。 > まつさんのおっしゃること、なるほどな〜と思います。もっと多角的に見ないといけませんね。難しい〜!!(>_<)
ほんとですね、まつさんみたいに質問できればよかったですが、冷静に考えてみることが必要だなとつくづく思います。
> くじらさん > 母里さんの講演会、行きたくてたまらないです!九州だから、無理なんですよね・・・。どこでもドアがあればいいのに!!(>_<) > インフルエンザの話だそうですが、もしチャンスがあれば、このスレの内容について、母里さんのご意見うかがってみたいです。。。無理でしょうか、くじらさん・・・
もちろん、伺いますよ〜。
No.1399 やった〜! by じゅんじゅん 母親 [お子さん1人] - 2004/09/14(火) 23:03
くじらさん、こんばんは。
> > インフルエンザの話だそうですが、もしチャンスがあれば、このスレの内容について、母里さんのご意見うかがってみたいです。。。無理でしょうか、くじらさん・・・ > > もちろん、伺いますよ〜。
嬉しいです!よろしくお願いします。m(_ _)m あ〜それにしても、講演会行きたかったな・・・。内容を是非HPにアップしてくださいね!
No.1410 こちらこそ! by ふじ - 2004/09/21(火) 12:17
じゅんじゅんさん、お返事が遅くなってし待てすみません。 まつさん、くじらさんも、貴重なご意見ありがとうございました。 結論からいって、我が家は今年も、日本脳炎の予防接種は受けないことに決めました。いろいろと悩みましたが、一度、予約は入れたものの、医師にに副作用の心配があると告げると、「じゃあ、止めれば?」のひとことで、やはり医者って、人それぞれかも知れないけど、医学的な処置をしている技術者であって、患者や、その家族の心理を扱うカウンセラーではないんだとつくづく思い、疑う気持ちがあるなら、親の責任で決定し、接種はしまいと決めました。 予防接種に関しては、海外に居たということもあり、子供たちは、米国で受けました。一度に、3、4種類の接種を一度に済ませました(赤ちゃんの時は、太もも)。ポリオは勿論、経口ではなく、注射です。あちらでは、髄膜炎の予防接種もします。接種前には、個々に、ワクチンの副作用と、万が一のワクチンの持つ危険性と、それぞれのワクチンについての説明をナースがし、決定の責任を親が持つというサインをしてからします。心配があるときには、とことん付き合ってくれます。お国柄もあるかも知れませんが、やはり裁判国だからかなのか、薬や、心理的なケアに至っても、とても慎重でした。でも、肺炎の時なんかは、日本では即入院なのに、あちらは薬をもらうだけで、自宅療養でした。 子供が、一番落ち着ける場所での休養が一番だと考えているからだそうです。正直、ちょっと心配でしたが、難無くよくなって良かったです。話が反れてしまいましたが、じゅんじゅんさん、これからも、どうぞ宜しくお願いします。みなさんも、色んなことを教えて下さい、お願い致します。
No.1628 くじらさんへ by じゅんじゅん 母親 [お子さん1人] - 2004/11/03(水) 22:33
こんばんは。 母里さんの講演会は、お疲れさまでした。とてもためになるお話があったようですね。まつさんの書き込みなどを見て、聞きに行きたかったな〜と改めて思いました。 ところで、このスレッドでお話していた日本脳炎の件なのですが、母里さんのご意見は伺えたでしょうか。もし何か情報がありましたら、教えていただければ幸いです。どちらにしても今年はもう受けないので、急ぐわけではないのですが、一応聞いておきたいな、と思って書き込みました。催促するようで申し訳ありません。
No.1629 Re: くじらさんへ by くじら 母親 [お子さん2人] - 2004/11/03(水) 23:37
くじらです。
じゅんじゅんさん、遅くなりましてすみません。 聞きますよと言いながら、なかなかまとめられなくて伸ばし伸ばしにしてしまいました。 ごめんなさい。
母里さんからは、現在の日本脳炎の頻度、あるいは病気の状況というものを、ちょっと考えていただきたいとデータを見ながら説明していただきました。
現在の日本脳炎の患者数は98年以降は一桁で、1960年のころ、赤ちゃんも含め数千人の患者数が出ていたころとは状況が違っているということ。 日本脳炎という病気は、ウイルスが蚊の体内で増え、ウイルスを持った蚊がだんだん増え、それに刺された人が日本脳炎になります。と言うと、蚊に刺されるのがすごく怖くなる。 でも、蚊に刺された人1万人に1人も発症しません。病気にはなりません。生ワクチンの予防接種を受けたようなものですといわれますが、ここ10年間で6歳以下の子供で日本脳炎に罹った人はいません。そういう病気です。50歳とか60歳の人が日本脳炎になる。でも、50歳60歳の人に日本脳炎のワクチンをやりましょうかという話には絶対になりません。私たちの世代、蚊に刺された人が知らないうちに抗体を持っています。発症する人の率が本当に低くなったのは、戦後の1000人以上も出ていた時代と、子供の体力も環境も蚊の数も違うんでしょう。
母里さんの見解としては「この10年間、10歳以下の日本脳炎患者はゼロなんです。60歳、70歳になると他のことで免疫機能が落ちて、たまたま日本脳炎に罹って、発症したのかなと思うんですけれど。それは、ワクチンで防げるという話ではないでしょう。」 それに、日本脳炎の接種の仕方が予防接種法の改正で変わったことで、「臨時予防接種」から「定期予防接種」になり、法律上の便利さから、やり方を全国一律に決めたいきさつも話していただきました。
九州の方では、毎年、大人で患者も出るし、必ず豚の抗体は上がってくるから、九州の方の日本脳炎のワクチンの打ち方は、中学卒業するまで毎年毎年、追加免疫をやっているようなところもあるんです。東北はほとんどないからやらない。関東地方は赤ちゃんの基礎免疫だけやっておこう。というように、臨時予防接種という かたちで、全国バラバラの予防接種が5年前まではやられていたんです。 ところが、その臨時予防接種というのがインフルエンザと日本脳炎だったので、インフルエンザの学童接種を止めるときに、「臨時」というものを残さない、全部定期予防接種にするという法律上の便利さから、臨時予防接種をなくして、定期予防接種にして、やり方を全国一律に決めたんですね。赤ちゃんのところで3回と、小学校1年生で1回、中学校1年生で1回、合計5回というのを定期予防接種にしたんです。そのため、九州地方では、接種回数がガタンと減ったわけです。 ところが、臨時予防接種だったときには、やることを都道府県知事が選択したんです。 うちの県はほとんど日本脳炎がないからやらないよ、という県は、やらないよと言わなくても、やることを議会が選択しない限りやらなくてもよかった。ところが定期接種になって「定期」とつきました。やらないことを選択してよろしいと。でも、やらないことを選択したのは北海道だけです。30年間やることを選択しな いできた東北の青森・秋田・山形・岩手などという県が、法律が変わったために日本脳炎をやり出す。やらないことを選択する議会は、責任逃れのために、何か起こったときに「なぜやらないのか」と言われるのがイヤなために、やらないことを選択する県知事さんがいなくなってしまった。 北海道だけは、私が前任の国立公衆衛生院で教えていた人が衛生部に入っていまして、北海道で30年間一人も日本脳炎の患者が出ていないのに、やることを選択したら、確実に副作用の被害者がこれだけ出るというデータを議会に突きつけて、やらないことを選択したんです。でも、そういう情報はどこからも全国に発信されません。(中略)里帰りで九州に行ったときに怖いとか、やれ東南アジアに旅行したときにどうとか。でも、それを含めて30年間1人も患者が出ていなかったんだから、やらないことを選択した北海道というのは、やはりきちんとしたデータをもとにして、ちゃんとした人がいれば、ちゃんとしたことになるんだなと思います。 ______________________________________
じゅんじゅんさんの身近に日本脳炎の患者さんが発生したかもしれないけれど、1人ということですよね。たしかに罹った人はいるけど治るという状況があるなら、母里さんとしてはすすめないということになるということなんですよね。
熊本県の82年から01年までの統計みてみました(伝染病統計、感染症発生動向調査より) 20年間で合計66名 都道府県で一番多いのは熊本66名。福岡48名。和歌山39名。 なのですが、この66名を多いと考えれば予防接種を打つという考え方もあるのかな、その判断は決めて下さいねということなのだと思います。
後半部分で北海道が議会にデータを提出してやらないことを選択した内容ってどういうものなのかお聞きすればよかったと思いました。
No.1630 Re2: くじらさんへ by まつ 父親 [お子さん1人] - 2004/11/04(木) 07:13
こんにちは。
「患者数が少なくなってきたから予防接種は必要ない」という主旨だったと思うのですが、私は依然としてこの考え方に疑問を持っています。なぜなら、患者数が減少した理由が明確に説明できていないから。母里さんのお話を聞いても、「予防接種は不要」と主張するホームページを読んでも、なぜ日本脳炎の予防接種を受けなくてもいいのか、いまだに納得することができないでいます。例えば、「ここ10年間で6歳以下の子供で日本脳炎に罹った人はいません」というお話に対しては、「それは予防接種を受けているから」というのが最も自然な回答だと思います。熊本県でも、ほとんどの人が日本脳炎の予防接種を受けていますよね?
よろしければ No.1564 の投稿(日本脳炎の専門家ヒヤリング会議議事録)もご覧になってください。できれば、オリジナルの長い文章も。ここでも、「患者数が減少したという理由だけで、予防接種を中止すべしという考え方は疑問だ」という意見が出されています。そして、それに対する反論はありませんでした。
No.1632 Re2: くじらさんへ by シャルペロ - 2004/11/04(木) 19:51
くじらさん、はじめまして! シャルペロと申します。
しばらく前にここを見つけて、ずっと読ませていただいていました。いろいろな意見が出ていて、とても考えさせられることが多いです。
ところで、ちょっと気になったのですが、
> 現在の日本脳炎の患者数は98年以降は一桁で、1960年のころ、赤ちゃんも含め数千人の患者数が出ていたころとは状況が違っているということ。 > 日本脳炎という病気は、ウイルスが蚊の体内で増え、ウイルスを持った蚊がだんだん増え、それに刺された人が日本脳炎になります。と言うと、蚊に刺されるのがすごく怖くなる。 > でも、蚊に刺された人1万人に1人も発症しません。病気にはなりません。生ワクチンの予防接種を受けたようなものですといわれますが、ここ10年間で6歳以下の子供で日本脳炎に罹った人はいません。そういう病気です。
私がいろいろなところで目にしたところでは、日本脳炎の発症率は、感染した人数十〜数千人に1人というところだったように思います。今の日本では、発症率がそれらのデータよりも一桁〜三桁以上下がったということだったのでしょうか。
>50歳とか60歳の人が日本脳炎になる。でも、50歳60歳の人に日本脳炎のワクチンをやりましょうかという話には絶対になりません。私たちの世代、蚊に刺された人が知らないうちに抗体を持っています。発症する人の率が本当に低くなったのは、戦後の1000人以上も出ていた時代と、子供の体力も環境も蚊の数も違うんでしょう。
確かに栄養不足という体力のなさは、今の子供たちには解消されているのかもしれませんが、バランスよく丈夫な体になったと言えるのかどうかは微妙なところだと感じています。 環境は今もどんどん変わっています。人の営みでどんどん変っていく環境。その環境の変化から人がしっぺ返しを受けてしまうという例が増えているのではと感じています。今は蚊が減っている、と言って安心できるのかどうか。 知らないうちに抗体を持つことができなくなっている世代となってしまっているのであれば、やはりワクチンの必要性は感じてしまうのですが… 今の私は、「ワクチンがいらない」ではなくて「より安全で効果の高いワクチンがほしい」という方がしっくり来ます。 日本脳炎を取り巻く状況を見ると、患者さんの発生数とワクチンの副作用の発生数のバランスが悪い(ワクチンの副作用が”相対的に”多い)とは感じますが…
No.1633 Re3: くじらさんへ by くじら 母親 [お子さん2人] - 2004/11/05(金) 10:04
シャルペロさん、こんにちは。
> > 現在の日本脳炎の患者数は98年以降は一桁で、1960年のころ、赤ちゃんも含め数千人の患者数が出ていたころとは状況が違っているということ。 > > 日本脳炎という病気は、ウイルスが蚊の体内で増え、ウイルスを持った蚊がだんだん増え、それに刺された人が日本脳炎になります。と言うと、蚊に刺されるのがすごく怖くなる。 > > でも、蚊に刺された人1万人に1人も発症しません。病気にはなりません。生ワクチンの予防接種を受けたようなものですといわれますが、ここ10年間で6歳以下の子供で日本脳炎に罹った人はいません。そういう病気です。 > > 私がいろいろなところで目にしたところでは、日本脳炎の発症率は、感染した人数十〜数千人に1人というところだったように思います。今の日本では、発症率がそれらのデータよりも一桁〜三桁以上下がったということだったのでしょうか。
厚生労働省が親向けに配布している「予防接種と子どもの健康」では「感染者1,000〜5,000人に1人が脳炎を発症します」と書かれていますね。 10,000人に1人とでは1桁違いますね。 母里さんのお話そのままだったのですが、再度確認してみますね。ご指摘ありがとうございました。
No.1634 Re4: くじらさんへ、すみません、よろしくお願いします by シャルペロ - 2004/11/05(金) 10:43
くじらさん、こんにちは
> 厚生労働省が親向けに配布している「予防接種と子どもの健康」では「感染者1,000〜5,000人に1人が脳炎を発症します」と書かれていますね。 > 10,000人に1人とでは1桁違いますね。 > 母里さんのお話そのままだったのですが、再度確認してみますね。ご指摘ありがとうございました。
発症率が下がったのは、それにどのようなファクターがどのくらい効いているのかは別に検討することとしても、喜ばしいことだなと思ったのでした。 くじらさんにはお手数をかけてしまい申し訳ないと思っています。今度お話するときのついででもと思っていますので、よろしくお願いしますm(__)m
No.1637 ありがとうございます by じゅんじゅん 母親 [お子さん1人] - 2004/11/06(土) 23:44
くじらさん、早速詳しい情報ありがとうございます! お手数かけて、すみません。 母里さんの説明もなるほど、まつさんやシャルペロさんのおっしゃることもなるほど やっぱりどっちつかずのじゅんじゅんです。 (1564の書き込みは以前も読みましたが、改めて読んでみました。 元の議事録は文字化けで読めませんでした・・・)
今回の患者発生は県内で5年ぶりだったとはいえ 熊本県は患者数が最も多い、というのはやはりひっかかりますね・・・ 「罹っても治るんだったらいいか」なんてことも思ったりするんですけどね。
ここでのお話を参考にして、また検討しようと思います。 またよろしくお願いします!!
No.1694 Re5: くじらさんへ、すみません、よろしくお願いします by くじら 母親 [お子さん2人] - 2004/11/18(木) 15:53
シャルベロさん、こんにちは。くじらです。
>
母里さんに確認してみましたところ 母里さんWROTE:
> 1000人に一人とか100人に一人とかの数字は根拠のあるものなのでしょうか?発症率を正確に出すことなど出来ません。ただし年間の患者数を考えれば1000人に一人などと言う数は考えられないということ。だれかが言い出した数字が一人歩きをすることが怖いですね。 > 10000人に一人と言うのは例えです。正式回答ではありません。ネット上でやり取りする数字ではありません。念のため。予防接種を受けない子供も抗体は上がります。 > 別図参照(グラフ)
日本脳炎 の図6参照 http://idsc.nih.go.jp/yosoku/Annual-J/yosoku96/JEtext.html
くじらWROTE: グラフ頂きました。 5〜9歳と10〜14歳を比較してワクチン非接種者でも抗体があがるのですね。 ありがとうございます。
でも、「10000人に1人」という言葉が今のままですと一人歩きしてしまいます。
今回はグラフを添付してこのレスを投稿させていただきたいと思います。 このままでは推進派の?部分と同じになってしまうのではないかとも思います。
母里さんは「例え」とおっしゃいましたが、ネット上で指摘してくれたシャルベロさんはおかしいのでは?と思うくらい、この数字を覚えているくらい悩んでいたりするのではないでしょうか? 素人も関心を持っている人は高いということで、医療関係者も意識が変わってくるかもしれません〜と嬉しいことだと思っています。 シャルベロさんもおっしゃっているように「発症率が下がったのは、それにどのようなファクターがどのくらい効いているのかは別に検討することとしても、喜ばしいことだなと思ったのでした。」私もそう思います。
確かに「1000人に一人とか100人に一人とかの数字は根拠のあるものではない」のかもしれませんが、やっぱり情報の一人歩きは避けたいと思いますのでよろしくおねがいします。
私は勉強不足でそうなのか〜と立ち止まることもありませんでしたが、勉強させていただいてます。何かと腹立たしいことかと思いますがしつこいのでよろしくおねがいします。
とお返事しました。 次回の講演会では一方通行でなく、双方向で進行できればいいなと思います。
No.1703 日本脳炎の発症率<ありがとうございました by シャルペロ - 2004/11/20(土) 18:02
くじらさん、ありがとうございました。
> 母里さんに確認してみましたところ > 母里さんWROTE: > > > 1000人に一人とか100人に一人とかの数字は根拠のあるものなのでしょうか?発症率を正確に出すことなど出来ません。ただし年間の患者数を考えれば1000人に一人などと言う数は考えられないということ。だれかが言い出した数字が一人歩きをすることが怖いですね。 > > 10000人に一人と言うのは例えです。正式回答ではありません。ネット上でやり取りする数字ではありません。念のため。予防接種を受けない子供も抗体は上がります。
了解しました。 単なる発生率ならともかく、正確な発症率はいずれにせよ算出は難しいのですね。また、今までの研究で導き出されている発症率にしても、現在の日本の状況に無批判に当てはめて考えてはいけない、とおっしゃっているのかなと受けとめました。 ただ、できれば、研究者の方には桁のレベル(百分の1のオーダーか、千分の1のオーダーか、万分の1のオーダーか)でもいいので、現在の日本の発症率は研究してほしいなと思います。そして、その発症率、発生率に影響を与える因子と、その影響の大きさは見積もってほしいなと思います。 日本脳炎ワクチンを受けることの利益と危険性、日本脳炎ワクチンを受けないことの利益と危険性を考える時のたぶん一番基本的なデータかと思いますので。
> > 別図参照(グラフ) > > 日本脳炎 の図6参照 > http://idsc.nih.go.jp/yosoku/Annual-J/yosoku96/JEtext.html > > くじらWROTE: > グラフ頂きました。 > 5〜9歳と10〜14歳を比較してワクチン非接種者でも抗体があがるのですね。 > ありがとうございます。
これは、いまだに感染率は高いと考えてもいいのでしょうか? ただ、もとの文を読んでみると、「予防接種歴あり」とは、3年以内にワクチンを受けた者となっていますね。つまり、仮に推奨通りのスケジュール(3歳に2回、4歳に1回、9歳に1回、14歳に1回)でワクチンを受けた場合、0〜2歳、7〜8歳、12〜13歳、17歳以後は予防接種歴なしとしてこの統計で集計されているということなのかな?と思います。0〜2歳はともかく、あとの年齢は、ワクチンは受けているが3年以内には受けていない人と、ワクチンは全く受けたことのない人が混ざってきてしまいますね。結果の解釈は難しいと思いました。
> でも、「10000人に1人」という言葉が今のままですと一人歩きしてしまいます。 > > 今回はグラフを添付してこのレスを投稿させていただきたいと思います。 > このままでは推進派の?部分と同じになってしまうのではないかとも思います。 > > 母里さんは「例え」とおっしゃいましたが、ネット上で指摘してくれたシャルベロさんはおかしいのでは?と思うくらい、この数字を覚えているくらい悩んでいたりするのではないでしょうか? > 素人も関心を持っている人は高いということで、医療関係者も意識が変わってくるかもしれません〜と嬉しいことだと思っています。
いろいろな場面で、いろいろなことの危険性を目にする、耳にする機会って多いと思うのです。それが我が子、我が身にかかわることだと、敏感になってしまいます。 単に危険だ危険だというのではなくて、いつどこで誰にどのようにどのくらいなぜ危険があるのかをできるだけ明らかにして、それを避けうる、危険性を下げる手段はどんなものがあり、どのくらい有効で、どのくらいやりやすいのかのアドバイスがあるのが、いいのではないかと思いました。
> シャルベロさんもおっしゃっているように「発症率が下がったのは、それにどのようなファクターがどのくらい効いているのかは別に検討することとしても、喜ばしいことだなと思ったのでした。」私もそう思います。 > > 確かに「1000人に一人とか100人に一人とかの数字は根拠のあるものではない」のかもしれませんが、やっぱり情報の一人歩きは避けたいと思いますのでよろしくおねがいします。
くじらさんのおかげで、母里さんのコメントもいただけました。ありがとうございます。 私も数字の一人歩きはよろしくないと思います。その背景がきちんと説明されないと、誤って適応してしまうかもしれませんものね。
> 私は勉強不足でそうなのか〜と立ち止まることもありませんでしたが、勉強させていただいてます。何かと腹立たしいことかと思いますがしつこいのでよろしくおねがいします。 > > とお返事しました。 > 次回の講演会では一方通行でなく、双方向で進行できればいいなと思います。
講演会にも行きたいなと思うのですが、なかなか参加できないでいます。議事録は楽しく読ませていただきました。全部は1年経たないと読めないのですね。参加することが一番だとは思っていますがなかなか… 今後もよろしくお願いします。
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