こんにちわ。久しぶりに書き込みさせていただきます。私は、すべての予防接種を受けさせないわけではありませんが、今回の混合ワクチンについては頭を抱えています。集団生活の中で麻疹・風疹になるリスク、他へ感染を広げる可能性、そしてワクチンの副作用・・・。調べれば調べるほどドツボです。我が家には小学二年生の男児と、来年入学する女児がおります女児は接種したほうがいいだろうという思いのほうが強く男児は任意になるということもありますが、アトピーがあり発疹などが出た場合、アトピーを悪化させる可能性があるのではないかと考えてしまうのです。それと、2人とも1回目の接種をしており、ある程度の抗体ができているものと思っていますが、もし男児(兄)の方の抗体が弱かった場合、女児(妹)に接種させた場合にそこから感染するということはありえないのでしょうか?無知な上に、多くの情報で混乱している状態です。できれば冷静に時間の許す限り考え抜こうとは思っていますが、その考える参考になるような助言を頂きたく乱文ではありますが投稿させて頂きます。ご意見をおねがいします。
> 我が家には小学二年生の男児と、来年入学する女児がおります MRワクチンは、第2期は、小学校入学前の1年間に、行うので、女児さんは、市町村で、公費で接種して貰えます。 男児の方は、勧奨接種の対象外の年齢なので、接種を受けるとしたら、任意接種(自費)になるでしょう。> それと、2人とも1回目の接種をしており、ある程度の抗体が> できているものと思っていますが、 麻しんを、MRワクチンで二度接種することになったのは、1回の接種だと、免疫が低下して、麻しんに罹る症例があるからです。> もし男児(兄)の方の抗体が> 弱かった場合、女児(妹)に接種させた場合にそこから感染する> ということはありえないのでしょうか? 風しんは、接種したワクチンウイルスが、接種した子供さんの咽頭から排泄されますが、周囲の人(妊娠中の母親など)に感染しないと、言われています。 予防接種リサーチセンターで発行している、「予防接種ガイドライン」は、一般の方でも、下記HPで、御覧になれますので、御参考にして下さい。http://idsc.nih.go.jp/vaccine/2006vagl/index.html
> 麻しんを、MRワクチンで二度接種することになったのは、1回の接種だと、免疫が低下して、麻しんに罹る症例があるからです。ということは、MRワクチンで風疹・麻疹両方を摂取する必要は無く、麻疹の単体でよいと考えてもいいのでしょうか。> 風しんは、接種したワクチンウイルスが、接種した子供さんの咽頭から排泄されますが、周囲の人(妊娠中の母親など)に感染しないと、言われています。心配が一つ減りました。> 予防接種リサーチセンターで発行している、「予防接種ガイドライン」は、一般の方でも、下記HPで、御覧になれますので、御参考にして下さい。> http://idsc.nih.go.jp/vaccine/2006vagl/index.html・いつごろの期間の接種で・風疹・麻疹どちらに時間の経過と共に、免疫が低下する可能性があるのでしょうか。HP見てみましたが分かりませんでした。1度の接種で十分な免疫が得られているのなら、たとえ自費になっても単体接種でよいと思っていますが・・・。何度も似たような質問をすみません。
>麻疹の単体でよいと考えてもいいのでしょうか。 麻しんワクチン(単抗原ワクチン)だけの接種は、可能ですが、自治体の勧奨接種として受けられるかは、御住まいの市町村役場の担当者に、御確認下さい。 今年(平成18年)の政府の通達で、麻しんワクチン接種や風しんワクチン接種を、6月2日以降、単独で受けることが可能になっています。 通達とは、平成18年政令第210号(改正政令:予防接種法施行令の一部を改正する政令のお一部を改正する政令)と、平成18年厚生労働省令第128号(改正省令:予防接種法施行規則及び予防接種実施規則の一部を改正する省令)のことです。http://www.med.or.jp/kansen/http://www.town.shika.ishikawa.jp/kenko/hoken_center/yobousesshu/yobousesshu_kongou.jsp 通達では、5頁目の3項に、「単抗原ワクチンの接種を希望する者に対して接種できる合理的な体制を確保する…」と書かれてありますが、市町村によって、対応(解釈)が異なるようで、お気楽ママさんの御子さんのように、麻しんワクチンと風しんワクチンとも接種済みの場合は、MRワクチンの接種になると思われます。http://www.town.shika.ishikawa.jp/kenko/hoken_center/yobousesshu/yobousesshu_kongou.jsp 麻しんや風しんの単抗原ワクチンは、任意接種する場合は、年齢に関係なく受けられますが、自費になります。 万が一、何か副作用が出た場合のことを考えると、市町村で勧奨接種を受けた方が、賢明でしょう。
> 万が一、何か副作用が出た場合のことを考えると、市町村で勧奨接種を受けた方が、賢明でしょう。MRワクチンじゃなく、単体で受けた場合に副作用が出ると、フォローしてもらえないとか、問題があるということでしょうか
> ・いつごろの期間の接種で> ・風疹・麻疹どちらに> 時間の経過と共に、免疫が低下する可能性があるのでしょう> か。 麻しんに関しては、1歳過ぎに予防接種をすると、95%以上の子供さんが、免疫がつきます(抗体が陽転する)が、数%の子供さんは、免疫ができません(primary vaccine failure:PVF)。 また、麻しんに罹る人が減り、野生株の麻疹ウイルス流行が減少すると、一度、ワクチン接種に出来た免疫が低下して、麻疹にかかってしまうことがあります(secondary vaccine failure:SVF)。 特に、後者の問題(SVF)を解決する為に、MRワクチンを、2回接種するように改正されたと、御理解下さい。http://www.wakutin.or.jp/qanda/m06_q06.html 麻しんは、発病すると、急性脳炎が1000人に2人程度合併したりするので、怖い病気です。http://hobab.fc2web.com/sub6-Measles.htm 風しんの予防接種に関しても、麻しん同様に、免疫が低下してしまう問題があります。 なお、風しんは、母親が妊娠中にかかると、子供さんが心臓や眼や耳に障害を持って生まれて来ることがあります(先天性風疹症候群)。 実は、母親が風しんの予防接種を受けていて、妊娠中に、子供さんなどが風しんに罹り、ウイルスが母親に感染すると、風しんの発疹は現れないのですが(不顕性感染)、胎児が、先天性風疹症候群になることが、稀に、あります(そのような場合、妊婦の風しん抗体価が、上昇します)。> 1度の接種で十分な免疫が> 得られているのなら、たとえ自費になっても単体接種でよいと> 思っていますが・・・。 予防接種で獲得した免疫は、野生株ウイルスの流行がないと、年々、低下してしまうことが多いので、麻しんや風しんに関しては、MRワクチンを2度受けた方が、安全だと思われます。 お気楽ママさんが、単体接種に拘る理由が、良く理解出来ません。 麻しんは、日本でも、昔は、「命定め」と言われ程、生命にかかわる重病でした。 今でも、アフリカなどでは、麻しんは、命をおとす最大の原因の一つです。http://www.unicef.or.jp/library/pres_bn2006/pres_06_07.html アフリカの子供に比べれば、日本の子供は、恵まれています。 御国が、善意で、国民の為に勧めていることを、拒むのは、賢明な選択でないことが多いです。
麻疹で命を落とすのはワクチンが足りないからだけではなく、栄養状態と衛生状態が悪いのが主な原因ではないかと思います。日本で以前、麻疹が「命定め」であったのも衛生状態と栄養状態が悪い時代でした。お国がかつて予防接種を義務としていたのに、1994年に勧奨接種へと変わったのはなぜでしょう。予防接種には副作用が避けられない。強制接種により被害が拡大してきた事実もあります。( 携帯からの投稿です )
こんにちは。> 御国が、善意で、国民の為に勧めていることを、拒むのは、賢明な選択でないことが多いです。これ、日本の予防接種のことを言っているのでしたら、私は同意できません。第1に、インフルエンザのように効果の不透明な予防接種まで強力に推奨している。第2に、副作用に対する責任逃れの姿勢が明白。つまり、国民に対して、とても「善意」とは思えない態度といえます。ですから、予防接種については、国が「勧めている」ことを鵜呑みにするのではなく、お気楽ママさんのように熟慮することが不可欠だと思います。
> お気楽ママさんが、単体接種に拘る理由が、良く理解出来ません。私の2人の子供は、風疹・麻疹共に単体で1度づつ接種しています。目に見える副作用はなかったと記憶しています。どんな予防接種を受けるときにも悩むのは、自然感染で発症するときに重篤な状況に至る可能性と、予防接種を受けておこる副作用によって重篤な状態に陥る可能性のパーセンテージの違いが最も気になるところです。たぶん答えは出ないと思います。考え方は人それぞれだし、自然感染・予防接種どちらでも、何も無く(後遺症など)終わるときもあれば、重篤な症状になることもある。パーセンテージだけでは判断できないし、「運」という言葉は間違いかもしれないけど、それに似たものに左右される部分もあるような気がする。風疹・麻疹共に怖い病気だと言う事はわかります。子供たちにつらい思いをさせたくないと言う気持ちもあります。だからこそどうしてあげるのが一番良いのか、できるだけリスクの少ないものデメリットのないものを探したいのです。このスレをあげて勉強した事もあります。風疹についてですが、私は娘だけ気をつけていれば良いと思っていました。妊娠する年頃になったら教えれば良いと。でも違いました。ホバブさん、りーふぁさん、まつさん。ありがとうございます。みなさんの貴重な知識と意見をアドバイスとして頂きました。MRワクチンを接種できる期間はまだありますので、ギリギリまで悩むかもしれません。そしてMRワクチンを任意で接種しなければいけないと思われる息子の事も考えなければなりません。情報が沢山ありすぎて、迷うのは確かですし見なければ迷い無く接種しているかもしれません。でも正直自分が後悔しないためにもしっかり悩みぬこうと思います。
病気に対する抵抗力を得る手段をワクチン接種だけに頼るのではなく、病気にかかりにくい体づくりをすることが大切と思います。私自身、このサイトを知ってから予防接種の是非について深く考えるようになりました。ワクチン接種に優るものは良好な衛生状態と良い生活習慣と食習慣をつけることのように思うようになりました。予防接種に限らず、子供のことに関しては子供自身の判断力がつくまでは親が考えねばならないわけで、お気楽ママさんが悩む気持ちはよくわかります。( 携帯からの投稿です )
みなさま こんばんは> 情報が沢山ありすぎて、迷うのは確かですし見なければ迷い無く> 接種しているかもしれません。でも正直自分が後悔しないためにもしっかり悩みぬこうと思います。お気楽ママさんの考え方、とっても共感!です。私も7年前、予防接種のことがひっかかり、当時は情報もほとんどなく、試行錯誤の過程で、私がおかしいんじゃないかとまで思ったこともありました。でも、こうして同じ悩みを共有できる場を持てたことに感謝するとともに、将来自分の子どもが同じ悩みを持ったときには、いろんな選択の試行錯誤の過程が情報源として蓄積されているといいな〜と考えられるようになりました。うちもふたりの子どもがいますが、数年も違わない子ども達なのに、予防接種制度の対応が異なります。上の子は、破傷風単独の予防接種を定期接種の位置づけで受けることができましたが、下の子はこれからうけると任意接種の位置づけになります。制度の変わり目だったということは良く分かりますが、本能的に解せないところもあります。(罹患率やワクチンの性能が変わったわけではないのに、なぜ?・・・と)行政は、量(マス)でみているようです。(例えば、どうすれば、接種率をあげられるか。)一方、親は自分の子(の生涯にわたる健康)を考えます。(アレルギー体質があるとか、終生免疫を獲得するには、とか)立場の歩みよりは難しいかもしれませんが、それぞれの親子の判断により成り立つ予防接種制度に法律が変わっているのですから、多様な選択がストレスなくできる子育て現場になってほしいものだと日々思っています!
> うちもふたりの子どもがいますが、数年も違わない子ども達なのに、予防接種制度の対応が異なります。上の子は、破傷風単独の予防接種を定期接種の位置づけで受けることができましたが、下の子はこれからうけると任意接種の位置づけになります。制度の変わり目だったということは良く分かりますが、本能的に解せないところもあります。(罹患率やワクチンの性能が変わったわけではないのに、なぜ?・・・と)そうなんですよね。1歳の違いでも任意接種になってしまうことあるんですよね。ん〜悩みます。> 立場の歩みよりは難しいかもしれませんが、それぞれの親子の判断により成り立つ予防接種制度に法律が変わっているのですから、多様な選択がストレスなくできる子育て現場になってほしいものだと日々思っています!行政に頼りきりになる気は皆無ですが、接種する薬剤等の情報を一番把握しているのは行政側だと思います。ですから、制度が変更になるときも、対象者全員にとは言いませんが、希望者だけにでも配布できるような、経緯や変更内容等の書類を作成すべきと思いますし、現状でそういったものがあるのでしたらもっとPRすべきだと思います。
お気楽ママさん 皆さん こんばんは namyです> > 制度の変わり目だったということは良く分かりますが、本能的に解せないところもあります。(罹患率やワクチンの性能が変わったわけではないのに、なぜ?・・・と)> > そうなんですよね。1歳の違いでも任意接種になってしまうこと> あるんですよね。ん〜悩みます。ホント、その子その子で悩みは尽きませんね〜。この1歳の差を突きつけられて、行政にとって予防接種は、あくまでもひとつの制度でしかないんだな〜と妙に納得してしまったところがあります。私たち消費者側にしてみれば、それは生活の一部であり、子どもの人生の一部であるので、ひとつの重み感が違うというか。。。> > 立場の歩みよりは難しいかもしれませんが、それぞれの親子の判断により成り立つ予防接種制度に法律が変わっているのですから、多様な選択がストレスなくできる子育て現場になってほしいものだと日々思っています!> > 行政に頼りきりになる気は皆無ですが、接種する薬剤等の情報を> 一番把握しているのは行政側だと思います。ですから、制度が> 変更になるときも、対象者全員にとは言いませんが、希望者だけ> にでも配布できるような、経緯や変更内容等の書類を作成すべき> と思いますし、現状でそういったものがあるのでしたらもっと> PRすべきだと思います。そうですよね〜。分かりにくいという話は、予防接種に関する検討会の参考人意見として時間をいただいた際にユーザー側の意見として出してみました。その後、去年の改正があり、そういった資料等がないか、自治体の担当課に行きましたが、現場には通達文しかありませんでした。担当課には、予防接種に関する検討会の中間報告の資料もなく、新任の担当者の方は一生懸命対応して下さろうとしてくださいましたが、手元にあるのは半年前(改正前)の予防接種のガイドラインレベルの講習会資料で話にならず、ちょっとかわいそうになってしまって、自分で調べます・・・と引き下がってしましました。弱いなぁ〜自分・・・と思います。改正前にまとまった資料のひとつに該当するのが、予防接種に関する検討会中間報告http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/03/dl/h0331-7a.pdfだと思います。しかし、ここには、全ての内容が網羅されているわけでもなく、例えば、三種混合(DTP)の単独接種は定期接種からはずすべきだととかいう報告は見つかりません。私は、通達になってはじめて単独接種が定期接種では読み替えることができなくなったと知り驚きました。予防接種に関する検討会中間報告が公表されて、パブリックコメントの募集も予防接種関連の改正では、今回がはじめて行われました。「予防接種法施行令の一部を改正する政令案」及び「予防接種実施規則の一部を改正する省令案」に関する御意見募集について募集期間:17.06.03〜17.06.30応募件数:202件(結果等のHPが見つからない・・・もう、削除されているのかな〜)しかし、意見を反映して再検討した項目はなかったように記憶しています。まだまだ、はじまったばかりという感じです。ユーザーが関心を持たなくなったら終わりだな〜と思っています。多様な選択肢を支えるものとして、しっかり情報公開してもらわなきゃ、確かに選べませんよね。もっと、分かりやすくユーザー側にやさしいシステムにぜひなってほしいと私も思っています。
ホバブさん、お気楽ママさん、私もお気楽ママさんと同じく、麻疹単体ワクチンとMRの選択に迷っています。第1子の男の子は3歳半。1歳調度で麻疹予防接種を受けた次の日に熱性けいれんを起こし、以来5回熱性けいれんをしています。インフルエンザの予防接種の4日後にも熱性けいれんを起こした経験から、予防接種は必要最低限にしたいと考え、風疹は接種していません。近々のことで迷っているのは、もうすぐ1歳になる第2子の女の子のMR接種です。第1子の経験から、「麻疹は単体でも子供の身体にとって負担の大きい予防接種なのに、MRで2種混合したら副作用などの危険性がより強くなるのではないか。麻疹単体のほうが負担が少ないのではないか」と単純に考えてしまいますが、この考えは妥当なものですか?時々行く小児科医に尋ねたら、MRワクチンのほうが改良された新しいものだから従来の麻疹単体より副反応は少ないかもしれないと言っていましたが、この考えは妥当?子供は保育園に通っているため、麻疹の接種をする方向で、単体かMRか迷っています。(風疹は2の次と考えています)私にとって選択の基準になるご助言をいただけたらうれしいです。
> 近々のことで迷っているのは、もうすぐ1歳になる第2子の女の子のMR接種です。第1子の経験から、「麻疹は単体でも子供の身体にとって負担の大きい予防接種なのに、MRで2種混合したら副作用などの危険性がより強くなるのではないか。麻疹単体のほうが負担が少ないのではないか」と単純に考えてしまいますが、この考えは妥当なものですか?> 時々行く小児科医に尋ねたら、MRワクチンのほうが改良された新しいものだから従来の麻疹単体より副反応は少ないかもしれないと言っていましたが、この考えは妥当?> 子供は保育園に通っているため、麻疹の接種をする方向で、単体かMRか迷っています。(風疹は2の次と考えています)> 私にとって選択の基準になるご助言をいただけたらうれしいです。 昨日、予防接種リサーチセンター主催の予防接種担当者研修会に出席した元同僚に聞いてみました。麻しん予防接種は比較的発熱という副反応が出やすいワクチンだそうです。 ですので、熱性けいれんの既往がある幼児の場合、抗けいれん薬を処方されるそうですが、その熱性けいれんを懸念して接種しないより、罹患したときの合併症(罹患者1/3が発症)のほうが怖いので、接種を勧奨しましょうと言うようなお話しがあったそうです。 MRワクチンと麻疹ワクチンの説明書を比較しましたが、いずれの場合も発熱という副反応はあります。0.1%以下の差はあれ、たいした違いは無いように見受けました。 風しんはあまり重視しておられないようですが、女のお子さんの場合、妊娠初期に風しんに罹患すると、先天性風しん症候群の赤ちゃんが生まれる可能性があります。むろん、幼い内に接種せずとも、任意接種でもよい、有料でもよいという気持ちがあれば、中学生や高校生になってから、単抗原ワクチンを接種する方法もありますが…。 確立から言えば、各感染症にかかった場合の合併症と、予防接種で発現する可能性のある副反応とでは、副反応のほうが少ないのです。 かつて騒がれた、MMRワクチンによる無菌性髄膜炎にしても、おたふくかぜに罹患したときよりも、少ない確率での発現でした。 ホバブさんでもお気楽ママさんでもなくて申し訳ありませんが、選択の一助になれば幸いです。
> 昨日、予防接種リサーチセンター主催の予防接種担当者研修会に出席した元同僚に聞いてみました。麻しん予防接種は比較的発熱という副反応が出やすいワクチンだそうです。技術が進んでも、改善できない部分があるのは、しかたないのでしょうか。> 確立から言えば、各感染症にかかった場合の合併症と、予防接種で発現する可能性のある副反応とでは、副反応のほうが少ないのです。この情報はありがたいです。イメージとして、MR(2種混)になり副作用が出やすくなったように思っていたので^^;
>>初めまして。私も、予防接種にはいつも悩みます。いろいろ考えますよね〜。子供にとって何が一番良いのか・・・前に自分の母子手帳を見てびっくり!なんと私はBCG以外予防接種を受けてませんでした。今33才なのですが、学校で強制で予防接種を受けた記憶はありますが、多分インフルエンザなのではないかと思います。しかし、大きな病気もせず、未だに元気です。風疹はなった記憶はありませんが、本で読んだ記憶ですが発症しなくても感染する人はいると。だから大丈夫かなと思っています。間違えてたらごめんなさい。皆さんこんな私もいますよー。まt
ゆみさん、お気楽ママさん、> 麻疹単体のほうが負担が少ないのではないか」と単純に考えて> しまいますが、この考えは妥当なものですか? もともと、麻疹は、自然感染すると、長期間、発熱させるウイルスなので、弱毒化したワクチン株のウイルスを予防接種した場合でも、最大27.3%の子供さんに、発熱の副作用が見られます。 なお、ミールビック(阪大微研-田辺製薬のMRワクチン)の場合、発熱は、中等度以上(38.1℃以上)は36例(17.6%)、高度(39.1℃以上)は12例(5.9%)であったと、添付文書に記載されています。 それから、麻しんによる発熱は、自然感染の場合1種間以上続きます(ニ峰性発熱)が、予防接種の副作用の場合、接種9日頃を中心に、2日間程度のことが多いと思われます(中には、1週間程度発熱が続いた子供さんもいました)。> 子供は保育園に通っているため、麻疹の接種をする方向で、単> 体かMRか迷っています。(風疹は2の次と考えています) MMRワクチン(MR+おたふくかぜのワクチン)の時は、接種を開始してから、無菌性髄膜炎の副作用が多いことが判明し、中止になったことがあります。 MRワクチンに関しては、今のところ、単独接種より、副作用が多いと言う話は、聞いていませんが、 近日中に、武田のワクチン担当者が来院してくださることになっていますので、他の話題も含めて、正確な情報を、御知らせしたいと、考えています。 単独接種(単抗原ワクチンの接種)に関しては、No.6141に書き込みましたので、御参考にして下さい。
ボバブさんご回答くださりありがとうございました。> もともと、麻疹は、自然感染すると、長期間、発熱させるウイルスなので、弱毒化したワクチン株のウイルスを予防接種した場合でも、最大27.3%の子供さんに、発熱の副作用が見られます。「最大27.3%」の「最大」の意味はよく分かりませんが、ともかく予防接種した人の3分の1弱に発熱の反応があったということですね!?それほどまで高い割合で発熱するとは知りませんでした。> なお、ミールビック(阪大微研-田辺製薬のMRワクチン)の場合、発熱は、中等度以上(38.1℃以上)は36例(17.6%)、高度(39.1℃以上)は12例(5.9%)であったと、添付文書に記載されています。17.6%と5.9%を足すと23.5%。こんな比較は意味ないかもしれませんが、27.3%より若干少ない感じがしますね。ともかく、「麻疹単独よりMRのほうが副反応が多くなる」とは言えないようですね。> MRワクチンに関しては、今のところ、単独接種より、副作用が多いと言う話は、聞いていませんが、> 近日中に、武田のワクチン担当者が来院してくださることになっていますので、他の話題も含めて、正確な情報を、御知らせしたいと、考えています。お忙しい中恐縮ですが、何か新たに分かった事がありましたら、是非教えていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。
ゆみさん> 「最大27.3%」の「最大」の意味はよく分かりませんが、 麻しんワクチンは、開発したメーカーによって、株の性質が異なり、発熱の頻度が異なります。 実際に予防接種を受けた子供さんが、発熱する率は、もっと、低いと感じています。 少なくとも、麻しんウイルスに感染して、麻しんを発病した場合、発熱する率は、ほぼ100%で、1週間以上、発熱が続くことが多いです。 麻しんウイルスは、元々、長期間、発熱をもたらすウイルスの為、生ワクチン(L:live vaccine)の発熱の副作用を克服する為に、 あらかじめ、不活化ワクチン(K:killed vaccine)を注射してから、生ワクチン(L)を注射するKL法で、予防接種を行った時代もありました。 しかし、KL法で予防接種すると、自然感染で、麻しんを発症すると、異型麻しんと言って、高熱、異常な発疹、肺炎併発など、重症な経過を辿ることが判明し、1967年頃以降、KL法は、行われていません。> > なお、ミールビック(阪大微研-田辺製薬のMRワクチン)の場> > 合、発熱は、中等度以上(38.1℃以上)は36例(17.6%)、高度> > (39.1℃以上)は12例(5.9%)であったと、添付文書に記載され> > ています。> 17.6%と5.9%を足すと23.5%。 これは、誤解です。 38.1℃以上の発熱が、17.6%と言う数字には、39.1℃以上に発熱した症例の数(5.9%)も含まれています。 38.1℃以上39.1℃未満の発熱は、17.6-5.9=11.7%です。