掲題の通り、タミフルを投与した人を調べると、3割に耐性ウイルスが見つかったそうです。懸念していた通りのことが起きたわけですが、ウイルスが耐性を持つのが予想以上に早くて驚きました。今後、予想される問題点が二つ思い浮かびました。一つめは、耐性を持ったウイルスが広がることになっても、普通に健康な人にとってはほとんど影響はないでしょうが、本当にタミフルを必要としていた人たちはにとって死活問題になること。二つめは、実際にタミフルの使用を減らすことは難しいのではないかということ。これまで、「インフルエンザは風邪とは全く違う。とても怖い病気だ」ということが、ことさら強調されてきました。そして、タミフルを使えば、あっという間に治りますよ、とも。いまさら「タミフルは処方できません」なんて通用しないでしょう。今年はほとんど流行しませんでしたが、来年のインフルエンザ・シーズンには一体どうなるのでしょうか。ただし、この調査には大きな問題点もあります。それは、サンプルが33人と極めて少ないことです。この調査だけで結論を下すのは難しいようですね。。
> 掲題の通り、タミフルを投与した人を調べると、3割に耐性ウイルスが見つかったそうです。懸念していた通りのことが起きたわけですが、ウイルスが耐性を持つのが予想以上に早くて驚きました。インフルエンザウイルスの変異はすばやく、はげしいですから、耐性を持つものがでてくるのは常に時間の問題・・やっぱりねえ〜という感じです。製薬会社は、すでに間違いなく対抗策を思案、実験していると思います。人間と微生物・ウイルスは、いつの時代もいたちごっこの知恵比べをしていく宿命なのでしょう。のっとりのっとられ、広がり押さえつけ・・・。> 今後、予想される問題点が二つ思い浮かびました。> > 一つめは、耐性を持ったウイルスが広がることになっても、普通に健康な人にとってはほとんど影響はないでしょうが、本当にタミフルを必要としていた人たちはにとって死活問題になること。> > 二つめは、実際にタミフルの使用を減らすことは難しいのではないかということ。これまで、「インフルエンザは風邪とは全く違う。とても怖い病気だ」ということが、ことさら強調されてきました。そして、タミフルを使えば、あっという間に治りますよ、とも。いまさら「タミフルは処方できません」なんて通用しないでしょう。今年はほとんど流行しませんでしたが、来年のインフルエンザ・シーズンには一体どうなるのでしょうか。今のところ、個人の体の中で耐性ウイルスが発見されても、それが他の人にうつったことは確認されていないので、来年のシーズンに耐性ウイルスが次々と感染を広げてタミフルの効かない株ばかりになるということは、考えにくいようです。(まっ、それもなんだか時間の問題のような気もしますが・・???)出しすぎてるんですよね・・タミフル。インフルエンザが普通の風邪よりも症状がきつく、体力消耗する・というのは、かかった人はきっとみな感じていると思います。日本人の冬の大きな関心事になっていますよね。そこに特効薬のふれこみで現れたタミフル・・そして確かに良く効きます。忙しい日本人のニーズに合致したのでしょう、莫大な量が処方されています。でも、もっともっと大切に使うべきです・・。処方してくれと頼まれるままに出していれば、すぐに効かなくなる・・そんなことは重々わかっているはずだし、危機感を感じている医師も多いはず・・。 処方日数は、本当に5日間もいるのか??症状が軽く、自力で治せそうな方になぜ出すの??内科の待合では、お年寄りがタミフル談義、小学校や幼稚園でも、発熱すると先生が、タミフルをもらいに行ったら?なんていうこの頃・・うーん・・と首をかしげてしまいます。全身状態がまずまずよく、のりきれそうな子にはなるべく出したくないのです。親御さんが強力に、ください!!とおっしゃる場合は、少なくないです。説明しても、どうしてうちの子だけくれないのと激高されたりもしました。(全身状態よさそうなのに・・)。薬剤部まで行って、何とか出してもらえないかとなきついた方もいたそうです。また、帰りに他の病院にかかって、もらってのんだらすぐなおりました〜とわざわざいう方もいたり(だってもう治りかかっていたころだったし)。近くの内科開業医さんで、どんどんタミフルを処方する先生がいて、あそこへいったらいい薬をたくさんくれる・・なんてお年寄りに評判です・・。かなりおかしいことが起こっています・・・。> ただし、この調査には大きな問題点もあります。それは、サンプルが33人と極めて少ないことです。この調査だけで結論を下すのは難しいようですね。。そうですね、まだよくわかりませんね・・でもわかったころには変異株のうえに耐性のついたウイルスが猛威を振るっていたりして!!ああ、恐ろしいです・・・。タミフルのよりよい適応を再度考えてもらいたいものです。
こんにちは。> 出しすぎてるんですよね・・タミフル。インフルエンザが普通の風邪よりも症状がきつく、体力消耗する・というのは、かかった人はきっとみな感じていると思います。日本人の冬の大きな関心事になっていますよね。そこに特効薬のふれこみで現れたタミフル・・そして確かに良く効きます。忙しい日本人のニーズに合致したのでしょう、莫大な量が処方されています。でも、もっともっと大切に使うべきです・・。処方してくれと頼まれるままに出していれば、すぐに効かなくなる・・そんなことは重々わかっているはずだし、危機感を感じている医師も多いはず・・。 処方日数は、本当に5日間もいるのか??症状が軽く、自力で治せそうな方になぜ出すの??内科の待合では、お年寄りがタミフル談義、小学校や幼稚園でも、発熱すると先生が、タミフルをもらいに行ったら?なんていうこの頃・・うーん・・と首をかしげてしまいます。全身状態がまずまずよく、のりきれそうな子にはなるべく出したくないのです。親御さんが強力に、ください!!とおっしゃる場合は、少なくないです。説明しても、どうしてうちの子だけくれないのと激高されたりもしました。(全身状態よさそうなのに・・)。薬剤部まで行って、何とか出してもらえないかとなきついた方もいたそうです。また、帰りに他の病院にかかって、もらってのんだらすぐなおりました〜とわざわざいう方もいたり(だってもう治りかかっていたころだったし)。近くの内科開業医さんで、どんどんタミフルを処方する先生がいて、あそこへいったらいい薬をたくさんくれる・・なんてお年寄りに評判です・・。かなりおかしいことが起こっています・・・。 お薬出してくれる病院=良い病院。おかしいですね〜。やっぱり薬をもらう側も慣れすぎている気がするんですよね〜。自力で治すことが出来る人も薬に慣れすぎると、どんどん強い薬でないと効かなくなると思うんですよね。 そういうこと言ってると変な目で見られるのは分かっているけど、インフルエンザの流行る時期には病院に行くとかえってひどくなりそうだと、鼻たらしでOK(子供は鼻をかめないから、鼻水でるのだ〜)と病院には遠のく私です。 でも、今年の冬は「予防薬でタミフル飲ませようか病院でいわれた」と友人から相談されたんですね。薬は極力控えている彼女だったし、どうしてもはずせない用事があったのは知っていて悩んでいた。 「元気だったら、止めたら〜。私なら飲ませないよ。」と言ったのですが、看病してあげるといえなかった。私も子供がいるし、「面倒みてあげるよ!」となかなか言えないもどかしさもありますね。。。
感染症では、病原菌を制圧すれば治癒と呼べるのでしょうか。たしかに、近眼的視点ではそうなのですが、それは病気の構図があまりにも単純化されすぎていて、実感とはややかけ離れている。治癒は、もう少し大局的なシステムだと考えます。先日、私のところにも、興味深い小学生3姉妹が来ました。およそ3週間まえから相次いでインフルエンザに罹患し、タフミルを服用。インフルエンザの経過はよかったようですが、その後、なんとなく体調が本当ではないと、母親が言います。そこで、東洋医学的視点で拝見してみると、風邪的状態が継続中。潜在的に熱がある状態。いうならば治癒の歯車が停滞している感じ。インフルエンザは治っているように見えて、しかし体としては治っていない状態。タフミルは、本当に治癒に有益なのか、例えばその後1ヶ月の追跡健康調査などでもして、さらに検討してもらいたいですね。
haripoさんこんにちは、はじめまして!タミフルは、インフルエンザの診断が付いてから処方されるお薬です。つまり、罹患して体が戦い始めてから、のんで押さえ込むお薬です。タミフルの内服で、発熱等の症状はおさまっても、体は一度インフルエンザの襲撃を受けて戦った後の状態なので、普段より衰弱しています。また、免疫状態も弱っているため、他の細菌やウイルスの感染を防ぎにくい状態になっています。そのため何か調子が悪い、元気がない、風邪を次々ひく、ごろごろ寝ることが多い・・など、インフルエンザは治ったのにすっきりしないという印象を受けることは良くあるようです。> 先日、私のところにも、興味深い小学生3姉妹が来ました。> およそ3週間まえから相次いでインフルエンザに罹患し、タフミルを服用。> インフルエンザの経過はよかったようですが、その後、なんとなく体調が本当ではないと、母親が言います。> > インフルエンザは治っているように見えて、しかし体としては治っていない状態。そのとおりだと思います、体がまだ回復できていないのですね。インフルエンザの予防がいわれるのは、インフルエンザそのものも、かなりしんどいものですし、その後の感染症や体調不良も高率に起こるからだと思います。私は、タミフルは、現在の使い方には問題があると思いますが、必要な方にとってはたすかる良薬なのではないかと思っています。
> こんにちは、はじめまして!こちらこそ。よろしくお願いします。> タミフルの内服で、発熱等の症状はおさまっても、体は一度インフルエンザの襲撃を受けて戦った後の状態なので、普段より衰弱しています。また、免疫状態も弱っているため、他の細菌やウイルスの感染を防ぎにくい状態になっています。このようなことは定説のようによく言われることですが、本当にすべてがそうなのでしょうか。たしかに、該当する例もあるでしょう。しかし私は素直には納得できないです。私はこんなことを考えます。感染は免疫を活性化させるものであり、その状態は、他の感染症にも即応できる体制と言えるのではないか。したがって、通常の健康状態ならば、感染症の罹患によって、連鎖的に他の感染症を引き込むということは、むしろ起こりにくい事象ということはないか。感染後に免疫システムが疲弊し、弱体化するというよりも、抗生物質、抗ウイルス剤、抗炎症剤などの医学的処置が、免疫システムを結果的に抑制、あるいはその機能をかく乱し、経過を停滞させている可能性はないか。いささかカルト的な意見ですかね。でも、自分の実体験からもそう思うのです。私は病弱といわれていたほうですから、薬は随分飲みました。22歳くらいの時だったと思うのですが、たまたま処方された風邪薬で薬疹がでたので、それを機会に風邪では薬を飲まないことにしました。そしたら、飲まないとむしろ経過がよいのですね。薬を飲むと、だらだらと1ヶ月くらい当たり前だったのが、薬を飲まないと数日でよくなる。これはある意味ショックでした。それで、もう17年以上、風邪をひいても薬を飲むこともなく過ごしておりますが、薬をのまないとなんともあっさりと単純な経過で、身体ってこういうものなのだと毎度感心したりしています。それで、医学的処置は良かれと思ってやっているわけだけど、本当のところは「余計なこと、体への負担」になっているのではなどど心配してしまうわけです。薬は人間にとって有益な「道具」ですから本当に合理的に使用すべきと思います。ただし、近眼的に有益だとおもっていて、後になって「あさはかな行為」だったというのでは困る。例えば、タフミルが有効だと思える症例に、すべて、くまなく処方することが、臨床的に正解であっても、それで、耐性種が勢いよく増えるとしたら、やはりどこかあさはかかもしれない。この辺も難しいですよね。とりとめない話で失礼しました。
haripoさんとららまーまさんのお話に首つっこんですみません。普段なかなか時間がなく、今日は余裕があるので出てきました。> 私は病弱といわれていたほうですから、薬は随分飲みました。> 22歳くらいの時だったと思うのですが、たまたま処方された風邪薬で薬疹がでたので、それを機会に風邪では薬を飲まないことにしました。> そしたら、飲まないとむしろ経過がよいのですね。私も解熱鎮痛剤にアレルギーがあるので、風邪で薬を飲んだりしたのは子供の頃だけです。10才の時にバファリン半錠で瞼が腫れ、その時はアレルギーとわからず眼科にかかりました。それ以来なんどか違う薬で(多分同じ成分)もアナフィラキシーが起こり、今度服用したら死ぬと言われたのが14年前です。それからは全く風邪では薬は飲まないでいます。24の時に熱が高くてすぐ隣が国立病院だったのでそこの内科にかかったら(一人暮らしだった)風邪で病院にくるな、とその先生に言われました。薬局で買うより安いから、うがい薬だけ出しておこうか?とも。> それで、もう17年以上、風邪をひいても薬を飲むこともなく過ごしておりますが、薬をのまないとなんともあっさりと単純な経過で、身体ってこういうものなのだと毎度感心したりしています。私も風邪で薬を飲まないのは14年ですが、本当にそうだと思います。もちろん基本的に体が対応できる状態である、ということもあるかとは思いますが、私の場合は本当にうがい薬くらいしか服用できないので、栄養と休養で治すしかありません。私の風邪の目安は、“あれー?なんか今日は食べたいものがないなぁ”です。すると3時間くらいすると、首根っこをあっためた方がいいような気になります。> 薬は人間にとって有益な「道具」ですから本当に合理的に使用すべきと思います。これにも本当に首を縦に振ります。どうしても薬が必要な時もあるでしょう。実父がずっと癌と闘ってましたが、後2年と言われた命が10年長らえたのは、薬の成果もあると思っています。しかし、もともとの体の受け入れ状態がOKなら、やっぱり自然の力で治していきたいと思っています。自分の体を信じてあげること、又信じられるように普段の生活にできる範囲で気をつかうこと、それが一番結局は体に優しいのでは?とも思います。専門的な事は全然わからないのですが、とても共感したのでコメントさせていただきました。長くなりましてすみません。これからもよろしくお願いします。