毎週水曜日、午後10時25分からNHK教育テレビで、「古武術」の話が放映されています。剣術とか、日本古来の武道の話なわけですが、合理的な体の使い方を考える上でとてもヒントにあふれています。声に出して読みたい日本語の著者である斉藤孝さんも、「身体感覚を取り戻す」などの著書の中で、日本の文化の中に根ざしていた身体のあり方や動かし方について、再認識の重要性を訴えています。良い姿勢とはなにか、合理的な体の動かし方とかなにか。これは子供のうちから素養としてみにつけるとよいテーマなのです。そして、現代の多くの方は、そのようなテーマについてあまり重要性を見出していない感があります。日本の文化的身体動作。子供の健やかなる成長と健康を考えるなら、是非とも知っておきたい観点といえると思います。とにもかくにも、興味と時間があれば、ぜひ一度番組を覗いてみてください。
haripoさん みなさん こんばんは namyです> 日本の文化的身体動作。> 子供の健やかなる成長と健康を考えるなら、是非とも知っておきたい観点といえると思います。> > とにもかくにも、興味と時間があれば、ぜひ一度番組を覗いてみてください。金曜深夜(日付変わってるから土曜日か)に再々放送やってるんですね。これなら見れそう(?)体の使い方って、小さいうちだとホント見よう見まねでよく覚えますよね。保育園でいろんな曲にあわせて踊っているようなのですが、教えてもらってるわけではなく、お兄ちゃんやお姉ちゃん達の動きを見て覚えているらしいのです。人の動きを見て真似している1歳児を見て、「自分の頭の位置とか分かってるんだぁ〜」と妙に感心してしまいました。大人になり、解説してもらわないとどう動かしていいのか分からなくなってる自分と比較して、すごいなぁ〜と。感心しております。
> 毎週水曜日、午後10時25分からNHK教育テレビで、「古武術」の話が放映されています。> 剣術とか、日本古来の武道の話なわけですが、合理的な体の使い方を考える上でとてもヒントにあふれています。毎週水曜日ですね、チェックチェック。あと、私からもおすすめ雑誌「考える人」です。最近妙に自分のなかでヒットしまして、この号を読んでバックナンバー一気に揃えてしまったんです。斉藤 孝さんもでてますよ〜。http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/mokuji/04.html
昨日、思い立って、東京国際フォーラムで開催中の人体の不思議展に行ってきました。「プラストミック」という最新技術による人体標本が展示されていて一見の価値ありです。リアリティ抜群の解剖標本ですが、会場は子供から大人まで幅広い年齢層で混雑していました。以前の解剖標本(検体)ならば、初めてみるときにはどこか腰が引けて抵抗を感じるかもしれませんが、プラストミックは子供にも「怖くない」ようです。加工により質感がちがっているからかな。みんな興味深深という感じで、覗き込み、観察して、各自なりの感慨を抱いていたようです。とにもかくにも、人体の内部を見るという機会は、通常の方には多くないはずです。いろいろな発見や気づきがあると思いますので、是非お出かけになってみてはいかがでしょう。参考URLhttp://www.jintai.jp/top.html
haripoさん、こんにちは。> いろいろな発見や気づきがあると思いますので、是非お出かけになってみてはいかがでしょう。友人を誘ってみたら、嫌だと断られ一人で行きました。(好き嫌いあるかも)最初は少し、引いてしまったというかどきどきしてしまいました。目が合わせられなかったけれどだんだん慣れてきて、じ〜っと見てました。ちょっと感想を。●身体のめぐりかたって、今までは体の表、裏という平面的なしかとらえてなかったけどぐるっと一周見れると体と神経のつながりってこういうものなのか〜と。●健康な肺と喫煙者の肺が並んでいるのをみて一目瞭然だった。●耳のなかにある小さな体で一番小さな骨。じ〜っと見ていた老夫婦とその娘さんが「こんな小さな部品でもないと聞こえないんだろうな」と。後ろに回って背骨の何番目が…と指で数えている人もいたり。見ている人もどこか感慨深げにぼそっという会話が聞こえてきました。●肝臓って臓器のなかでも大きいと聞いていたけど、実際に見てみると大きかった。●血管の太さってあんまり分からなかった。血管に特殊な樹脂をいれ、静脈(青)、動脈(赤)立体的にわかった。●胎児の標本のところではじ〜んと来てしまいました。生まれてほしかったなと。妊娠していない体をみただけでも人間の体ってよくできてるな〜と驚いているのに、子供を妊娠してからの女性の体の変化はすごいことだな。自分の妊娠出産も思い出した。出産したとき胎盤みせてもらったことも。胎盤の血管の巡り方はすごいなぁ。●足の半月板ってほんとお月様のような形。●お終いには体験コーナーがあり。「脳の重さを量る」脳って重いと感じた。「触れる」右手にお礼を込め握手。●親子連れも多く感じたのですが、(学校お休みしてきたのかな?)お母さんが子供に説明している様子をみて、学校で教わる以上にこういうこと大切なことかもしれないな。なんだかこれを見終わったあと建物の上をぼ〜っと眺めていたら、この建物の背骨のように見えてしまいました。自分の体もがんばっているんだな〜と思いました。私は行ってよかったです。
おお!、くじらさん。行ってきたのですね。子供も案外来ていたでしょう。怖がっていました?(私のときはみんな興味津々、楽しげにみえました)養老猛司さんだったと思います。著書の中で、学生が医学を学ぶ時「解剖」は通過儀礼(イニシエーション)で、これを経験することで、普通の人から医師へと変容するというようなことを言っていたような記憶があります。私は、解剖学をそんな特別なことにしておいてはいけないともおもうのですね。そんな理屈はどーでもいいとして、くじらさんのように、自分なりの感慨をいだければ、それで十分に意味があるのだと思います。
haripoさんが教えてくださったから朝一番で行こうと思って、会場についたら11時前でチケット販売待ち2番目でした。はは。なんだか養老孟司さんの話題ばかりになっちゃいますが、「解剖学教室へようこそ」っていう著書を読んだときに、なるほど〜と思ったことがあったのです。「人体にはくまなく名前がつけられている。名前がつけられた部分の間には境界ができる。その境界は自然に存在するものではない。考えようによっては名前をつけるから、境ができるのである。こうして人体が切れる」「名前をつけることはものを切ることである」たとえば「肩甲鎖骨三角部」(ちなみに鎖骨のちょっと上)それみるだけでも、覚えられないや〜と思っていたのですが、場所を明確にするためには名前をつける必要もあるわけですよね。人体の部位って結構、漢字が多い名称が多いですよね。そのために長たらしい名前になったりする、これは人間の都合で、伝えるための手段でもあるわけですよね。長く難しい名称でも、ものを伝えるためにはしょうがないことなんだ〜と(かといって覚えるわけではないのですが)思うとなんか長たらしい名前も、細かく体の場所を示そうとしているんだ〜と納得したのです。あ〜、わかりにくかったらごめんなさい。haripoさんがおっしゃるように特別なことじゃなくって、自分のこと、自分の体を大切にするきっかけにもなりますよね。
> ●健康な肺と喫煙者の肺が並んでいるのをみて一目瞭然だった。そうですね。明らかにすすけていますものね。ちなみに、都会で生活しているひとと、空気のきれいなところで生活している人の肺も一目瞭然だそうですよ。
解剖学者の養老先生は喫煙者なんですよね〜。私もちょっと吸っていた時期があったのですが、ものすごいヘビースモーカーばかりの会社で働いていて、3人だけだったし、女性は私ひとりだったからなんだか、吸い殻を片づける機会が多かったんですよねえ。それにうんざりしちゃって、それからたばこ止めましたね。そのときからぴたっと止められてますね〜。