久しぶりに投稿します。息子6歳が、風邪の後咳が長引いていたため受診したところ、ぜんそく(ごく軽い)だと診断されました。今まで、咳が長引くことはよくありましたが、ぜんそくだと言われたのは初めてです。いろいろ本など調べてみたのですが、私自身、ぜんそくの発作がどういうものなのかわからなくて困っています。息子は、咳をしながらも元気に走り回っていますし、ヒューヒューゼイゼイしているのは聞いたことがありません。受診した際に、深呼吸した胸の音を聞いて、ぜんそくだとのことでした。不安があったので別の小児科も受診したのですが、そちらではマイコプラズマではないかとのことで抗生剤を処方されました。それで咳はやや改善しました。しかし、やはり風邪の後に咳が長引くのは相変わらずなので、ぜんそくの不安も拭いきれません。もしそうなら、投薬治療をしたほうが良いという話を聞くのですが、お医者さんにしか聞こえない胸の音のために長期の投薬に入るのは抵抗があります。ぜんそくの症状はどういったもので、どういう場合に受診したら良いのでしょうか?また、咳などが出ていないときでもぜんそくの診断はできるのでしょうか?ご意見をお聞かせください。
小児喘息は、喘息性気管支炎と、気管支喘息に分けて捉えた方が、良いでしょう。 喘息性気管支炎は、気道感染症(パラインフルエンザウイルス、マイコプラズマなど)を契機に、気管支に炎症が起こり、咳が長引き、胸部を聴診すると、湿性ラ音が聞かれます。http://sakamoto-model.co.jp/japan/kango/choushin/ 気管支喘息は、ダニやハウスダスト等のアレルゲンを吸入して、気管支にアレルギー性の炎症が起こり、発作を起こすと、ヒューヒューと言う呼気性喘鳴(笛声喘鳴:wheezing)が聞かれ、呼吸困難に陥ります。http://www.geocities.co.jp/Beautycare/2308/sub6-Asthma_Sound.htm>お医者さんにしか聞こえない胸の音のために 湿性ラ音は、症状が重い時なら、聴診器を用いなくても、御母さんが、子供さんの胸に耳を付けて、肺の音を聞けば、聞くことが出来ると思われます。>どういう場合に受診したら良いのでしょうか? 気管支喘息の発作時には、呼吸困難になり、呼期(息を吐く時間)が延長しますので、そう言う発作時には、早期に受診した方が良いでしょう。 ただ、文面から察すると、御子さんの場合は、喘息性気管支炎で、気管支喘息ではないようですが、喘息性気管支炎から気管支喘息に移行することはあります。>咳などが出ていないときでもぜんそくの診断はできるのでしょ>うか? 小児の気管支喘息の場合、血液検査をすると、血液中のIgE値が高値っだったり、IgE-RASTでダニやハウスダスト(HD)が陽性のことが多いです。
こんにちは、しましまさん。ご心配お察しします。私も今年の5月に同じような事で悩んでいました。宜しければ掲示板の『喘息』のコーナーに12/9・11付けの私の投稿があるのでご覧下さい。> 息子は、咳をしながらも元気に走り回っていますし、ヒューヒューゼイゼイしているのは聞いたことがありません。うちの息子もそうです。なので咳の出やすい体質で、これ位いつもの事と思っていました。> 受診した際に、深呼吸した胸の音を聞いて、ぜんそくだとのことでした。我が家は専門医と、ホームドクターの2箇所を使い分けています。専門医では必ず『かざぐるま』などを使い大きく息を吸って吐く時の胸の音を聞きます。私の目から見て、随分良くなっている時でも喘息の音が聞こえる事があるようです。ちなみに、両医院の先生方はお互い連絡を取り合って下さってます。本当に有難い事です。> 不安があったので別の小児科も受診したのですが、そちらではマイコプラズマではないかとのことで抗生剤を処方されました。喘息に詳しくない小児科医が多いようなので、専門医の受診が良いかと思います。(決して小児科医の腕が悪いとか、勉強不足だと言うつもりではありません)> お医者さんにしか聞こえない胸の音私も聞き分ける練習中。むずかしいですよね〜> 長期の投薬に入るのは抵抗があります。確かに嫌ですよねー。うちなんて、飲み薬がダメだったので吸入ステロイドです。ステロイドってだけで嫌な感じです。でも上手くいけば就学までに薬を止める事ができると言われました。喘息友達も1年とか、それより早くに薬を止めてる子がいるので、うちも早く薬立ちできたらなぁと思っています。> 咳などが出ていないときでもぜんそくの診断はできるのでしょうか?症状が出てないと診察はできないようですよ。お友達の子が喘息かもしれないから、うちの息子のかかっている病院を受診したいと言った事があり、先生にお話すると、症状の出てる時に来るよう伝えて下さいと言われた事があるので…。もちろんホバブさんのおっしゃるような血液検査は可能でしょうが。ただ、アレルギーの数値が出なくても喘息の子はいるようです。ホバブさんの言う喘息性気管支炎の事かなーと思ったりもするのですが、喘息というのは症状名であり=咳、ではないし=アレルギー体質、でもないそうですよ。喘息の症状の出やすい子に、アレルギー数値の高い子が多くいると言うだけのようです。私がこの7ヶ月で勉強し、思った事です。参考になればいいなぁ。
ホバブさん、カリメロさん、丁寧なお返事ありがとうございました。大変参考になりました。ホバブさん、息子の場合、やはり喘息性気管支炎のようですね。私は今まで、喘息性気管支炎はいわゆる「ぜんそく」ではないのだと思っていました。> 喘息性気管支炎から気管支喘息に移行することはあります。喘息性気管支炎から気管支喘息に移行しないよう、早期から積極的に発作予防のため投薬するというのが最新の治療法だという情報をあちこちで目にします。それに飛びついてよいものでしょうか?もちろん最終的には親が自分で判断すべきことだと思うのですが・・・。カリメロさん、ノロのほうはいかがですか?我が家も先週、毎年恒例の嘔吐下痢で大変でした。ぜんそくについての別スレッドも読ませていただいておりました。まさにうちの息子も同じような症状です。今までまったく危機感がなかったので、私もちょっと認識を変えないといけないかなと思いました。> 我が家は専門医と、ホームドクターの2箇所を使い分けています。専門医では必ず『かざぐるま』などを使い大きく息を吸って吐く時の胸の音を聞きます。私の目から見て、随分良くなっている時でも喘息の音が聞こえる事があるようです。ちなみに、両医院の先生方はお互い連絡を取り合って下さってます。本当に有難い事です。すごくいいですね!やはりお医者さんを信頼できるかどうか、なのですよね。胸の音の聞き分け方とか教えてもらえたら、少しは安心して投薬に入れると思います。診てもらったところでは、胸の音を聞いて即、「喘息ですね。ちょっと高いけど新しい、いい薬があるので飲みましょう!」と嬉々として言われたのがどうしても納得できずにいます。> 喘息というのは症状名であり=咳、ではないし=アレルギー体質、でもないそうですよ。この捉え方も、最近ようやくおぼろげながらわかってきたところで、まだまだちゃんと理解できていません。いわゆる、喘息の発作というのは、咳や呼吸困難が発生した瞬間のことをいうのでしょうか?それとも、そういう状態が発生しやすくなっている数日間とか、ある程度長い期間のことをいうのでしょうか?このまま不安をかかえていても良くないので、今度風邪をひいてまた咳が続くようなら詳しい小児科を探して受診してみようと思います。ありがとうございました!
> カリメロさん、ノロのほうはいかがですか?ご心配ありがとうございます。お陰様で、今日は何事もなく、早とちりだったようです。ただ、うちの息子はピークフロー(肺活量?を調べるの)も付けていて昨日から若干数値が下がっています。喘息の前ぶれか…!> ぜんそくについての別スレッドも読ませていただいておりました。まさにうちの息子も同じような症状です。今までまったく危機感がなかったので、私もちょっと認識を変えないといけないかなと思いました。私も今の病院で受診した当初の先生方の説明や指導にはかなり戸惑いました。> 胸の音を聞いて即、「喘息ですね。ちょっと高いけど新しい、いい薬があるので飲みましょう!」と嬉々として言われたのがどうしても納得できずにいます。確かにちょっとやな感じですね。私の聞きかじりの情報では、テオドールなどの薬は最近副作用の強さが明らかになり処方されなくなっているそうですが、それを知らずに出している小児科医もまだ多くいるそうです。喘息児を数多く診察され、音を聞き分け、知識のある先生だと良いのですが。> いわゆる、喘息の発作というのは、咳や呼吸困難が発生した瞬間のことをいうのでしょうか?それとも、そういう状態が発生しやすくなっている数日間とか、ある程度長い期間のことをいうのでしょうか?息子の喘息日誌には発作の程度を大・中・小に分けて書くようになっています。それぞれを、遊び、睡眠、機嫌、食事などの様子から見分けるようになっています。例えば普通に遊び、よく寝て、会話や食事も普通にするけど、ヒューヒュー音がするのか小発作。動きが悪くなり、夜中に何度か目を覚まし、返事はするけどおしゃべりが減り、食欲が落ちるのが中発作。大発作は返事も食事もできない。これらの様子が当てはまる期間全てが『発作が起こっている』と言うようです。息子の場合鼻がたれて4日後ぐらいに咳がひどくなりいわゆる中発作に該当するような感じになります。その後、吸入などの処置をして徐々に小発作へ変わり、発作がおさまります。1度出ると喘息の音がなくなったと言われるまで1週間から10日かかります。この期間全てを発作が起こっていたと言っています。また、病院でもらった冊子(確かすこやかライフというような名前だったと思う)に書いてあったのですが、『喘息の重症度』というのは胸の音だけでなく発作の頻度と程度から決まるようです。発作が強くても頻度が少なかったり、小発作だけどしょっちゅうなる、とか…。私の記憶違いでなければ、発作の強さより、頻度の方が重要視されていたと思います。(お友達に貸しているのであやふやですみません)『小児喘息』は小さいがゆえに気管が狭く、ヒューヒュー音がする事で気管が太くなりさえすれば(成長すれば)音も次第になくなるようです。『気管支喘息』はそもそも気管に炎症があり、風邪をひいたりアレルゲンに刺激される事で、炎症がひどくなり気管が狭くなりヒューヒュー音がするそうです。この刺激が繰り返されると、気管はどんどん硬くなっていき、さらに発作を誘発すると言う悪循環に陥るようです。このそもそもの炎症を抑える為の長期管理薬が必要なんだと、私は認識していますが、ホバブさん、お読みになってたらいかがでしょうか?目下の私の悩みは、喘息児は発作を起こさない事が最優先だから、発作を誘発しないように予防接種は片っ端から受けておく方が良いと言われている事です。今まで、任意の予防接種は受けた事ないしインフルエンザだって受けた事はないです。もう12月も半ばになり、今さらと思っていますが。しましまさんは予防接種、どうしてますか?
下の子が熱を出したりしてバタバタしていて、こちらもなかなか見られずにいました。すみません。いろいろほんとに参考になります。ありがとうございます。> 目下の私の悩みは、喘息児は発作を起こさない事が最優先だから、発作を誘発しないように予防接種は片っ端から受けておく方が良いと言われている事です。喘息の治療に踏み切れていない段階ですし、まだまだ勉強不足なのですが、喘息発作誘発の予防という目的の各種予防接種は、たぶん受けないと思います。普通に風邪をひくのと、予防接種対象の病気とでは、喘息への影響も違うのでしょうか?もちろん、うちの場合おそらく喘息はごく軽度と思われるということもあります。予防接種受けたほうが良い場合もあるのだろうと思います。インフルエンザには毎年かかっている(予防接種受けた年もあります)のですが、今までインフルエンザ後に咳が長引いたことはありません。季節的なこともあるのかもしれませんね。でも、今後きちんと診てもらって、勉強したら、認識が変わるかもしれません。うーん、難しいですね。