姪の話です。彼女の通う幼稚園の保母さんんが、結核だったことが判明。先日、経緯の説明会と、園児の集団検診が行われたそうです。保護者は、向けようのない怒りと不安でいっぱいの様子とのこと。ところで、このようなケースって微妙ですよね。保母さんにしても、病人であるわけですが、保護者の目は厳しい。怒りは暗に向けられる。また、園児に感染者(その疑い)がでれば、その子への意識の向けられ方も厳しくなることが予想されますね。そういうことが連鎖的に続けば、幼稚園というコミュニティーの意味がおおきくそこなわれてしまうかもしれません。今後の展開が気がかりです。
> 姪の話です。> 彼女の通う幼稚園の保母さんんが、結核だったことが判明。> 先日、経緯の説明会と、園児の集団検診が行われたそうです。保母さんは集団検診のレントゲンとかで診断されたのでしょうか?それとも自覚症状があったのでしょうか?園児の集団検診とはツベルクリン反応の検査ですか?強陽性が出たら予防薬(だっけ?)とか飲まなきゃいけなくなるんでしょうか?それともレントゲン?> 保護者は、向けようのない怒りと不安でいっぱいの様子とのこと。保護者・関係者の方々は不安でしょうね。心中お察しします。> ところで、このようなケースって微妙ですよね。> 保母さんにしても、病人であるわけですが、保護者の目は厳しい。怒りは暗に向けられる。おそらく幼稚園の先生ご本人が一番辛くていらっしゃるんじゃないかと思います。結核の治療や闘病生活そのものよりも。> また、園児に感染者(その疑い)がでれば、その子への意識の向けられ方も厳しくなることが予想されますね。> そういうことが連鎖的に続けば、幼稚園というコミュニティーの意味がおおきくそこなわれてしまうかもしれません。幼稚園に限らず、学校や職場でも同じことが言えるのではないでしょうか?もし、そういうことが連鎖的に起これば。> 今後の展開が気がかりです。大切な姪御さんのおじさまとしては率直なところどういうふうに感じられましたか?怒り?不安?同情?うちの子たちがお世話になっている保育士さんに置き換えて、自分の身の回りでそのような出来事があったら、私はどうするだろう???と考えてみました。BCGは乳児の急性の結核性髄膜炎などには効果があっても、結核の予防には効果がないとWHOも認めてる(事実不確か・私の思い込みがあるかも)ぐらいだから、予防接種による事前の予防はできなかっただろう。↓保育園は勤務時間も長いし、休日行事があっても振り替え休日はないし、保育士さんのがんばりによって成り立ってる部分が大きいので、過労(無理)にならない労働環境が必要なんじゃないだろうか。↓自分の子達は生後半年前後でBCGを接種しているので、もしツベルクリン反応の検査をするとたとえ感染していなくても強要請が出るかもしれない。X線を浴びたり、予防薬(?)を飲んだりの必要性も想定される。(あ〜、またいろいろリサーチしなきゃ。。。)って思考回路が働くように思います。みなさんはどうですか?いろんな方々のご意見うかがいたいです。
> 彼女の通う幼稚園の保母さんんが、結核だったことが判明。haripoさん、その後経過姪っ子さんの体調はいかがですか?> 先日、経緯の説明会と、園児の集団検診が行われたそうです。> 保護者は、向けようのない怒りと不安でいっぱいの様子とのこと。この集団検診って園が保健所などに連絡してやるものなんでしょうか?> ところで、このようなケースって微妙ですよね。> 保母さんにしても、病人であるわけですが、保護者の目は厳しい。怒りは暗に向けられる。> > また、園児に感染者(その疑い)がでれば、その子への意識の向けられ方も厳しくなることが予想されますね。先日百日咳にかかって、ほかの園児たちにうつっていないかホントに心配しました。予防接種をしていない子は1人だけでしたが、接種した子でも咳が出た子が2人くらいいました。一人は(一ヶ月後くらいに)気管支炎だったのですが「三種混合は四回やっているのでうつる可能性はないだろう」と言われたそうです。結局は風邪の咳だったようですが、咳が治まると聞くまでずっと不安でした。みな心配してくださいましたがうつっていたら、感染源はわかっているのですから厳しい目は私たちに向けられていたでしょう。親のみなさんに直接聞いたわけではないですが。。。> そういうことが連鎖的に続けば、幼稚園というコミュニティーの意味がおおきくそこなわれてしまうかもしれません。保母さんのことを思うと、園児たちにうつっていないか心配だと思います。病気も大変だと思いますが、心労も。。。> > 今後の展開が気がかりです。また教えてください〜。
その後、ツベルクリンが実施され、感染者の有無を調べる努力がなされているようです。しかし、ここでまた問題。BCGを受けている子がほとんどなので、ツベルクリンの反応をどう判定するのか、かなりもめている様子。つまり、感染による陽性なのか、BCGの効果による陽性なのか、というその線引きですね。感染が疑われる場合には、投薬が行われるようです。これを受け入れるか否かの判断は、父母にゆだねられるようですが、選択は難しいですよね。半年にわたり治療薬を飲ませるのか。しばらく薬を飲ませずに経過を観察するのか。そのメリット、リスクは。みんな大変困惑しているようです。
> その後、ツベルクリンが実施され、感染者の有無を調べる努力がなされているようです。続報ありがとうございます。> しかし、ここでまた問題。> BCGを受けている子がほとんどなので、ツベルクリンの反応をどう判定するのか、かなりもめている様子。> つまり、感染による陽性なのか、BCGの効果による陽性なのか、というその線引きですね。長男のBCGの接種直前(4年前)にいろいろ調べたのですが、なかなか難しいようですね。この判定って。だから、いっそのことBCG受けずに感染者との接触があったときと、定期的にツベルクリン反応検査をするほうが今の時代には合ってるのでは?と思って、育児相談の看板を掲げているこどもクリニックに駆け込んだのですが、女医さんに一笑に付された苦い経験があります。4ヶ月健診のツベルクリン反応検査の帰り道理論武装もせずフラット寄ってみた私もバカだったんですが。米国はBCGがないので、ツベルクリンで陽性になると即感染が判明するのですよね。だから、BCG陽性でも予防薬飲まされるとか。「この子が将来留学とかしたいと言い出したときに、予防薬を飲んだりする可能性があるのでしょうか?」とその女医さんに尋ねたところ、「お母さん!今からそんな先のこと心配してもしょうがないでしょ〜!予防接種は素人がうんぬん考えてもしょうがないわよ。」ああ、最悪。。。で、「ちいさい・おおきい・つよい・よわい」(通称「ち・お」)で読んだ話をすると、「そんな雑誌知らないし、じゃ、そこの小児科医さんに相談すれば?」と言われてしまった訳です。(4年前故に記憶が誇大化されてる部分はあるかもしれません。70%解釈ぐらいで読んでくださいm(_ _)m)そりゃもう、それから2日間BCGの接種会場に行くまでどうしようか悩みに悩みました。(ワクチントーク全国に電話して相談したり。)でも、去年、下の子の接種の時に、接種医の問診のときに質問したところ(4つぐらい質問あったので、後ろに並んでる方々には迷惑なおばさんな私)、日本でBCGを接種してるからBCG陽転なんだよと一筆医者に書いてもらえば予防薬飲んだりすることはないって教えてもらいました。でも、それも出国前に知っておかないと、日本の母子手帳との照合して診断書を英語で書いてもらっておかんいけないから、やっぱり杞憂ではなく、先に知っておくべきですよね!(ああ、女医さんのトラウマが。。。)> 感染が疑われる場合には、投薬が行われるようです。> これを受け入れるか否かの判断は、父母にゆだねられるようですが、選択は難しいですよね。> 半年にわたり治療薬を飲ませるのか。> しばらく薬を飲ませずに経過を観察するのか。> そのメリット、リスクは。> みんな大変困惑しているようです。タイムリーなことに抗結核剤の「イソニアジド」が最新の医薬品・医療用具等安全性情報 No.192に出ています。http://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/08/h0828-1.html#chapter1No.3の10歳未満のお子さんの例は、予防薬として投与されています。回復傾向とあるので、少し安堵ですが、2ヶ月も闘病生活が続いているとは。。。やぱり、4年前私が悩んだことは4年後の今も悩むことだったんだ〜と改めて納得している次第です。
> 姪の話です。> 彼女の通う幼稚園の保母さんんが、結核だったことが判明。> 先日、経緯の説明会と、園児の集団検診が行われたそうです。> 保護者は、向けようのない怒りと不安でいっぱいの様子とのこと。> > ところで、このようなケースって微妙ですよね。> 保母さんにしても、病人であるわけですが、保護者の目は厳しい。怒りは暗に向けられる。> > また、園児に感染者(その疑い)がでれば、その子への意識の向けられ方も厳しくなることが予想されますね。> そういうことが連鎖的に続けば、幼稚園というコミュニティーの意味がおおきくそこなわれてしまうかもしれません。> > 今後の展開が気がかりです。こんにちは。タロです。その後の経緯はいかがでしょうか!?結核は、他の人にうつしてしまう人は、症状の重い一部の人とのことですので、子供たちに感染していないと良いのですが。。。「罪を憎んで人を憎まず」みたいに「病原菌を憎んで人を憎まず」でいられればよいと思いますが。自分の子供が、となると、やはり心中複雑でしょうね。ちなみに、話は変わりますが。僕は以前、教育学科に在籍した経験があります。で、幼児教育科の友達に、幼稚園の先生と保育園の保母さんの違いについての、熱い話を聴いたことがあります。なんでも、「保母さん→保護する人」「先生→教育する人」という色合いが濃くなっているそうです。実際のところは、よくわかりませんが。かなり脱線話ですが。参考程度に。
皆さんこんばんは〜。namyです。> 「罪を憎んで人を憎まず」みたいに「病原菌を憎んで人を憎まず」でいられればよいと思いますが。なかなかいい表現ですね!さっすが!!> 自分の子供が、となると、やはり心中複雑でしょうね。親にもいろんなタイプが居ますし、保育士さんの心中お察しするとホント複雑です。。。> ちなみに、話は変わりますが。> 僕は以前、教育学科に在籍した経験があります。> で、幼児教育科の友達に、幼稚園の先生と保育園の保母さんの違いについての、熱い話を聴いたことがあります。> > なんでも、> 「保母さん→保護する人」> 「先生→教育する人」> という色合いが濃くなっているそうです。実際のところは、よくわかりませんが。> かなり脱線話ですが。参考程度に。保育園→厚生労働省管轄(保育に欠ける児童を対象)幼稚園→文部科学省管轄(就学前児童を対象)でカリキラムが決まっているので、保育園の保育士さんと幼稚園の先生に求められるものもや実際のカラーも変わるのでしょうね。ご友人が熱く語られたのには何か訳(思い入れ?)とかがあったのでしょうか?私も教育実習(中学校だったけど)に参加した経験だけはあります(^ ^)
まつ です。遅くなりましたが、ちょっとだけ。> 保護者は、向けようのない怒りと不安でいっぱいの様子とのこと。「不安」を抱くことは理解できますが、「怒り」がどのような背景・経緯によって出てくるのか、不思議な気持ちです。「病気を他人にうつすことは悪」という意識があるのだと思いますが、こうした意識が強くなりすぎると、幼稚園だけでなく、社会生活を営むことが難しくなりますよね。
> 「不安」を抱くことは理解できますが、「怒り」がどのような背景・経緯によって出てくるのか、不思議な気持ちです。「病気を他人にうつすことは悪」という意識があるのだと思いますが、こうした意識が強くなりすぎると、幼稚園だけでなく、社会生活を営むことが難しくなりますよね。まったく同感です。病気はその人の所有物ではないですからね。でも、この出来事にはちょっとした背景があるのです。それはその保母さんの祖父が結核で亡くなっているという事実です。多くの保護者の言い分としては(口にはしていないようですが)近親者にそのような事例があったなら、もっと早くに気づけたのではないかという思いがあるようです。
まつ です。こんにちは。> まったく同感です。病気はその人の所有物ではないですからね。私の同世代の親たちに「病気は子供のうちに罹っておいた方がいいんだから、病気になったら教えてね」と言うと、けっこう納得してくれます。子供のときに、いろんな病気に罹った経験があるからでしょう。それでも、やはり、集団生活に入ると「病気を移すことはダメ」という立場をとっちゃうんですよね。> でも、この出来事にはちょっとした背景があるのです。> それはその保母さんの祖父が結核で亡くなっているという事実です。> 多くの保護者の言い分としては(口にはしていないようですが)近親者にそのような事例があったなら、もっと早くに気づけたのではないかという思いがあるようです。なるほど。でも、これは仕方がないような気がします。「祖父が結核だった」ということは、今回の保母さんも、すでに感染して、発病しなかっただけですよね。だったら、ハシカのように「感染したかもしれない」と気づくことは不可能です。ちなみに、この幼稚園に子供を預けている親御さんが100人だとしたら、同じような状況の方が約5人いる計算になりますね。http://www.jata.or.jp/rit/rj/yoshiyam99.html(図2 年齢別既感染率の推移)次に、発病したことを気づくことができたかどうかです。発病のきっかけは、仕事が忙しくて、疲れがたまっていて、年齢的にも無理がきかなくなってきた、といった感じでしょうか。でも、結核の初期症状は風邪に似ているということなので、 (1) 仕事が忙しければ多少は無理をしてしまう (2) 仮に病院に行ったとしても、正しい診断が下されるかどうか疑問で、やはり、これも難しいのではないかと思います。あと、私の子供がその幼稚園に通っていたとしても、すぐには予防薬は飲ませないと思います。とりあえず様子を見て、心配になればレントゲン。BCG を受けているので、ツベルクリンの結果は*あまり*信用できないと考えています。一番大事なことは、(1) 過度に心配して神経質にならないこと、(2) 感染した可能性を考えて、風邪の症状に対しては慎重に観察すること、でしょうか。
みなさま こんばんは namyです> 私の同世代の親たちに「病気は子供のうちに罹っておいた方がいいんだから、病気になったら教えてね」と言うと、けっこう納得してくれます。子供のときに、いろんな病気に罹った経験があるからでしょう。そうですね。小さい頃は、○○ちゃんがおたふくになったといえば遊びに行き、△△ちゃんが水疱瘡になったといえば遊びに行き、そんな記憶あります。ただ、はしかだけは周囲であまり聞かなかったのよねぇ。1970年代で既に罹患率低くなってたのかな〜?> それでも、やはり、集団生活に入ると「病気を移すことはダメ」という立場をとっちゃうんですよね。そうなんですよねぇ。保育に欠ける児童を集めている保育園ではなにかと急には休みずらい親達がいっぱいいるわけで、毎週「あ〜、なんとか今週も乗り切った〜。ふぅ〜。」という1週間が52回くると「あ〜、1年なんとか乗り切った〜。」って生活ですから(私が)。長男が1年ほど公立の保育園にお世話になったのですが、一番印象的だったのが、0歳児の水遊びの写真。ひとりひとり別々のたらい(大き目の洗面器みたいなもの)が数個並んでいて数人の園児がそれぞれ水とたわむれているの。「O157の騒動以来、0歳児は一緒のプールに入ることができなくなったんです。」って説明受けました。先生達も大変だな〜と思うとともに、なんか変だよな〜とあの写真見る度にひっかかってました。そんなこなんな、ひっかかるところがいくつもあって、1歳クラスからは今の保育園に転園し、今下の子は0歳クラスですが、大きい子達と同じプールで(時間帯は交替しているようですが)水遊びにいそしんでいる模様です。うちの保育園の園児は半分ぐらいぎょうちゅう検査でプラスが出てます。園長も真弓先生も「素材のいいもの食べてれば、ぎょうちゅうぐらいいてもおかしくない。」というスタンスのようですし、検査結果は名前と(+or-)の貼り出し方式で連絡です(笑)。プラスの子は、登園前におしりをきれいに洗ってくることがきまりになってます。生活に支障がある場合(落ち着きがないとか)は、駆除を薦めているようです。あ、だんだん話がそれてきたので、元にもどさなくっちゃ〜> 「祖父が結核だった」ということは、今回の保母さんも、すでに感染して、発病しなかっただけですよね。だったら、ハシカのように「感染したかもしれない」と気づくことは不可能です。ちなみに、この幼稚園に子供を預けている親御さんが100人だとしたら、同じような状況の方が約5人いる計算になりますね。> > http://www.jata.or.jp/rit/rj/yoshiyam99.html> (図2 年齢別既感染率の推移)すいませ〜ん。教えてください。5%はどこから出てきた数字ですか〜?参考HPのどこを見ていいのか迷子の私。> あと、私の子供がその幼稚園に通っていたとしても、すぐには予防薬は飲ませないと思います。とりあえず様子を見て、心配になればレントゲン。BCG を受けているので、ツベルクリンの結果は*あまり*信用できないと考えています。専門の先生がご覧になったら分かるものなのかもしれませんが、素人目にみて、9mmならBCG陽転で10mmなら感染の疑いがあるとか言っても(数字は不確か)、個人差って考慮されないの〜?とか思ってしまいます。ちなみに、うちは家系的に(?)BCG陽転しにくいようなので、おそらく1回のBCG接種ぐらいで、留学とかを考える年代になったときにツベルクリンで陽性になる確率は低いだろうと考えて、じゃ、乳児期の急性症状に効果があるかもしれないのであれば。。。と受けました。> 一番大事なことは、(1) 過度に心配して神経質にならないこと、(2) 感染した可能性を考えて、風邪の症状に対しては慎重に観察すること、でしょうか。ホント、「神経質にならないこと」と「慎重になること」とのバランスを保つことって難しいです。その辺、みなさんどういう工夫をされてるのか、いろんな人の体験談を聞いてみたいで〜す!
まつ です。> > > http://www.jata.or.jp/rit/rj/yoshiyam99.html> > (図2 年齢別既感染率の推移)> > すいませ〜ん。教えてください。> 5%はどこから出てきた数字ですか〜?えーと、真ん中あたりにある「図2 年齢別既感染率の推移」をみると、1999年時点の調査では(マーカーの付いていない折れ線)、20歳の人の感染率は2〜3%、30歳の人は5%くらい、40歳の人は12〜13%、… そして、80歳の人は80%の人が感染していることになりますね。この年齢別の感染率曲線は、年を経るにつれ、曲線の形状が綺麗に右側にシフトしています。人口ピラミッドと同じ原理ですね。そして、曲線の形状の変化から判断すると、1950年頃を境に、若年層の感染率が劇的に低下したようだ、ということも分かります。それはともかく、約5%という低い既感染率なのに、かつ、比較的若い保母さんなのに、発症してしまうことがあるんですね。ただ、これは極めて稀なケースではないでしょうか。ですから、私が思うのは--この幼稚園に子供を預けていた方は、保母さんを責めるのではなく、むしろ、ご自身の父・母(お子さんからみれば祖父・祖母)の既感染率が非常に高いことを改めて認識し、身内から結核患者が出る可能性の方がはるかに高いことに注意すべきではないか--ということです。
みなさま おはようございます namyです> えーと、真ん中あたりにある「図2 年齢別既感染率の推移」をみると、1999年時点の調査では(マーカーの付いていない折れ線)、20歳の人の感染率は2〜3%、30歳の人は5%くらい、40歳の人は12〜13%、… そして、80歳の人は80%の人が感染していることになりますね。> > この年齢別の感染率曲線は、年を経るにつれ、曲線の形状が綺麗に右側にシフトしています。人口ピラミッドと同じ原理ですね。そして、曲線の形状の変化から判断すると、1950年頃を境に、若年層の感染率が劇的に低下したようだ、ということも分かります。なるほど〜。解説ありがとうございます。「既感染」の状態ってのがいまいちよく分かってないのですが、一度感染っていうのは不顕性感染も含めてですよね。だから、うちの祖父母が結核を発症した経験がなくても、周囲でたくさん罹患して時代を経験しているから「既感染」の状態である確率は、(感染当時に発症しててもしてなくても)80歳なら約80%っていうなんですね。うちの父母世代なら60歳として約50%か〜。> それはともかく、約5%という低い既感染率なのに、かつ、比較的若い保母さんなのに、発症してしまうことがあるんですね。ただ、これは極めて稀なケースではないでしょうか。ですから、私が思うのは--この幼稚園に子供を預けていた方は、保母さんを責めるのではなく、むしろ、ご自身の父・母(お子さんからみれば祖父・祖母)の既感染率が非常に高いことを改めて認識し、身内から結核患者が出る可能性の方がはるかに高いことに注意すべきではないか--ということです。結核患者と接触しなくても、80歳なら約80%、60歳なら約50%の人が体力の低下などで発症する可能性を秘めているということなんですね〜。でもこれにはBCGとか効果ないんでしたよねぇ。(小児の結核性髄膜炎とかには効果あるとされてますが)やっぱり「体力を保てる健康的な生活」なんですよねぇ。